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サウナの魅力や正しい入り方とは?

こちらのインタビュー記事を公開したのが、2018年。サウナブームはますます過熱し、おしゃれなソロ(1人)サウナまでオープンするほどの大人気に!

サウナ、興味深々なのですがなかなか機会に恵まれず、スパに行ったときに嗜むくらい。周囲の、とくに男性陣はもうサウナにハマりまくって、皆で徒党を組んでサウナに入り浸っていたのを思い出します。サウナ用の帽子なんかも被って。なんなら自宅用サウナを作ろうか悩んでいる人まで。

そういう人たちに話を聞くと、サウナの中で談笑するのが好きなのだとのこと。それからサウナの暑さや息苦しさを超えてたどり着く(いわゆる「ととのう」)状態が好きなのだとか。わからなくもないような、わからないような……。

サウナの魅力をコミック・エッセイ『サ道』に著したマンガ家のタナカカツキさんは、インタビュー内でこのように答えています。

――「ととのった」状態を言葉にするとどういう感じですか?

「恍惚」ですね。身体がシビレて気持ちいいし、心は静かに広がって、五感が冴えて目がよく見えるような感じがするし、音もよく聞こえる。食事も美味しいし、なんかムチャクチャやる気がある。

どういう状態なんでしょう!?

タナカさんによると、サウナの正しい入り方とは以下とのこと。

・サウナ室に入っている時間
⇒標準的な温度のサウナ室であれば、おおよそ10分前後。自然と汗が出る感じ。ただ、サウナ室は、温度も湿度も施設によって全然違うんです。サウナ室の上段と下段ではずいぶん温度差がありますから自分にあった入り方をみつけるしかない。

・水風呂は入るべき?
⇒入った方がいい。水風呂に入らないとサウナ効果は得られない。

サウナ室に入って広がった血管を締めないと、ただ疲れるだけなんですよ。血管を収縮させて血液を送り出し、血流が2倍くらいになって脳に酸素が供給されてリフレッシュするんです。それで疲労が回復して「なんか爽やか!」っていう状態になるんですね。

サウナ室しか入らないというのは、身体を蒸しただけで本当に良くないんです。入って締めて、それを何回か往復するんです。これは「温冷交代浴」といって、サウナの基本なんです。「温」と「冷」を繰り返すというのが、サウナの入り方なんですね。

・水風呂に浸かる時間の目安
⇒つらくなったら上がればいい。慣れてきたら、ある程度我慢した方が気持ちが良かったりはする。

・サウナ室と水風呂の往復は、何回くらい?
⇒(タナカさんの場合は)だいたい3〜4回。

・サウナに入るときの注意点
⇒汗をすごくかいているのに、まだ頑張って我慢しているみたいな状態。

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▲タナカカツキさん。記事内の写真すべてに映り込んでいるピンクの人形はトン子ちゃんだろうか

後編では現在のサウナ事情や、オススメのサウナ施設について語ってくれています。スパレスタ、女性用サウナにもロウリュ導入して欲しいです!

<おわり>

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