人を心から信じる心
そんな簡単に消えたりしない
哀しみは忘れた頃によみがえるから
幸せに近づく頃に思い出すから
そのたびにおもいしる
おもいしらされる
私の過去
消えない過去
否定され続けた存在は
生きるために息を殺して
存在を消し去ることに必死だった
自分を傷つけながら
傷つけてる自覚もなく
それがあたりまえだった
人のあたたかさに気づくたび
それにこたえられない自分がいて
その時の虚しさ
その時にあじわう絶望
なんでこんな自分なんだって
なんでこんな人生なんだって
どんなにどんなに頑張ったって
どんなにどんなに努力したって
みんなみたいな笑顔で
人を心から信じるなんて
できやしない
私は信じてるつもりでいたけど
それは本当に信じてるとは言わないらしい
私には分からない
人を心から信じるってことが
それがとても哀しい
こんなに時が流れても
私の心は私の言うことを
きいてくれない
何処に行けば
信じる心を掴めるのか
誰か教えて
私のこの哀しみを
誰か聞いて
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