人は間違いだらけの渦に巻かれて

いつしか懐かしいものに
変わる風景は
その時々の現在の中では
あたりまえのことでしかないから
つい気づかずに
通り過ぎていく
いつしか懐かしいものに
変わった風景が
あちこちに散乱してて
用もなければ
何もない街へ
つい足を踏み入れたりする
人は間違いだらけ
分からないだらけの渦に
巻かれて生まれてくる
背中を押されても
しゃがみこんで
歩き方まで忘れてしまっても
容赦なく朝はやってくるから
人は何かを悟るようになる

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