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葡萄と桜、或いは梨に関する考察:『私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ』感想

 『私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ』を観てきました。TVアニメ版が放映されたのが2019年冬なので、OVAを含めなければおおよそ3年半ぶりの新作。無論我々はあの時より3年歳を取っていますが、銀幕の中の彼女たちは小学生のままで、相変わらずの天使っぷりを遺憾なく発揮。届かなくて眩しい…。  わたてんという作品は、おねロリ要素があるものの、それ以外はドタバタのギャグコメディ色が強めの作風。百合姫の連載陣の中ではそこまで百合要素が強くはない。どちらかというときらら作品の

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スタンド・バイ・ミー

 現実アレルギーがあるので、普段は美少女しか出てこないアニメしか観ない(自負)のだが、最近は後学のため頑張って実写の映画を視聴するように心がけている。精神を擦り減らして観るからには何かしら蓄積するものがあった方がよいと思うので、こうして文字として出力している。前置き終わり。  今日は有名な古典作品ということで標題の『スタンド・バイ・ミー』を視聴した。内容はところどころ辟易するくらい下品な上に登場人物が全員イカれている狂った世界観なのに、視聴後には何とも言えない寂寞感と「良さ

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容疑者Xの献身

 「容疑者Xの献身」を観た。  一言で感想を述べると、これは「殉教」の物語だなと思った。  そもそも研究者とは何だろうか。なぜ彼らは研究を続けるのか、そのモチベーションとは何なのか。  ひとえに、それは「世界に対する崇敬」であり、「信仰」である。世界とは、換言すると自然科学であり、この世界の仕組みそのものを指す。  冒頭、湯川先生が名前を挙げているアインシュタインも、世界に対する自身の考え方について次のように述べている。  つまり、「自然」という対象に対する名状しがたき合

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最高のTVアニメ『スーパーカブ』の舞台探訪に行った話

『山梨県北杜市。中央本線の日野春駅から伸びる下り坂は、甲州街道を越えるとゆるい上りになる』  アニメ『スーパーカブ』第1話冒頭で、主人公・小熊が最初に発する台詞だ。  その意味するところを知識として識っていても、身をもって体感するとでは大きな違いだった。  さて、アニメ冒頭に登場する日野春駅は、七里岩と呼ばれる特殊な地形の上に位置している。小熊の住む県営住宅日野春団地も、このほど近くに位置する。  ふもとの標高差は100mほどで、往来に際してはもはや軽い登山の域だ。道は一

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めるらチャンネル

『キラッとプリ☆チャン』は、タカラトミーアーツとシンソフィアの共同開発により2018年4月19日から稼働中のアーケードゲーム。また、このゲームを原作として2018年4月8日から放送されているテレビアニメ。愛称は「プリチャン」。

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プリチャンの思い出を語るスレ

 2022年2月28日(月)をもってプリチャンが稼働終了となる。ついにこの時が来てしまった。  後継の「ワッチャプリマジ!」が稼働して以降は更新もほぼなく、実質的にサービス終了の状態が続いていたものの、筐体自体は残っており細々と稼働し続けていた本作だが、この度正式にサービス終了の運びとなった。  理由としては、筐体の寿命や印刷用紙の問題が大きいのだろう。特に印刷用紙は、排出されるカードの仕様がプリマジで大きく変更となったため、過去作のためだけに専用用紙を供給し続けるのは難しい

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プリチャンミュージックコレクション2を買った+ヤマデンの話

おばんです。 プリチャンシーズン2終了〜シーズン3放送休止の一連の流れ以降、憑き物が落ちたかのように更新頻度が落ちてしまった! しかしながら、プリパラの3DS作品各種がセールしていた影響で、過去に書いたゲームの記事が思ったよりも閲覧されていたようで。 近頃は情報発信もTwitterなどのSNSが主流な世の中ですが、情報の集積という意味ではブログベースのこういった媒体の方が色々と都合が良いと個人的には思っているので、まとめた意味はあったのかなあ、というようなことを感じまし

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プリティーリズム・レインボーライブを観た話

プリリズRLを観ました。 いや~面白かった。全51話の重みを全く感じないのはすごい。 1クールごとに主題が変わって話の節目があるから、展開がスッと頭に入ってくるんですよね。 曲と映像の親和性も高くて、特にプリズムショーの演出が良かった。 単純に音と映像の親和性(特にプリズムライブ)もそうだけど、やっぱりプリズムジャンプで心理的課題を克服したことが画として現れるのが分かりやすく盛り上がりポイントで、何よりライブ演出にシナリオ上の必然性があるのが他のシリーズと一線を画してるの

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プリパラで一番好きな回の話

 GW+プリチャン含むアニメが軒並み放送延期という昨今の情勢のため、今までちまちま消化していたプリパラを一気に全話視聴しました。 1~3期どれも良かったのですが、特に3期の「神アイドル編」は非の打ち所がなくて、1~2期のノウハウもあり色々と洗練されているだけでなく、話の構成がとても素晴らしく無駄がない。開始当初は「母性本能に目覚めた女子小中学生の微妙にリアルな育児風景」を延々見せつけられてどうなるかと思いましたが、最終的には自信を持って全話面白かったといえる珠玉の作品でした。

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