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葡萄と桜、或いは梨に関する考察:『私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ』感想
『私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ』を観てきました。TVアニメ版が放映されたのが2019年冬なので、OVAを含めなければおおよそ3年半ぶりの新作。無論我々はあの時より3年歳を取っていますが、銀幕の中の彼女たちは小学生のままで、相変わらずの天使っぷりを遺憾なく発揮。届かなくて眩しい…。
わたてんという作品は、おねロリ要素があるものの、それ以外はドタバタのギャグコメディ色が強めの作風。
スタンド・バイ・ミー
現実アレルギーがあるので、普段は美少女しか出てこないアニメしか観ない(自負)のだが、最近は後学のため頑張って実写の映画を視聴するように心がけている。精神を擦り減らして観るからには何かしら蓄積するものがあった方がよいと思うので、こうして文字として出力している。前置き終わり。
今日は有名な古典作品ということで標題の『スタンド・バイ・ミー』を視聴した。内容はところどころ辟易するくらい下品な上に登場
最高のTVアニメ『スーパーカブ』の舞台探訪に行った話
『山梨県北杜市。中央本線の日野春駅から伸びる下り坂は、甲州街道を越えるとゆるい上りになる』
アニメ『スーパーカブ』第1話冒頭で、主人公・小熊が最初に発する台詞だ。
その意味するところを知識として識っていても、身をもって体感するとでは大きな違いだった。
さて、アニメ冒頭に登場する日野春駅は、七里岩と呼ばれる特殊な地形の上に位置している。小熊の住む県営住宅日野春団地も、このほど近くに位置する
「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト オーケストラコンサート」の話
「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト オーケストラコンサート」に参加してきた。
はじめに断っておくと、これはオーケストラコンサートではなかった。と言うと語弊があるが、少なくとも本公演は、一般的に「オーケストラコンサート」という単語を耳にして想像するものとはかけ離れており、オーケストラコンサートの皮を被った異形の「何か」であった。
いや、本当は答えはもう出ていて、これは劇場版の再演であ
きみは「踊り場にスカートが鳴る」をもう読んだだろうか?
本日の超絶・オススメ漫画・単行本発売情報と、その感想にまつわる一部始終です。
うたたね游氏の『踊り場にスカートが鳴る』です。自分は今百合姫を定期購読しているのですが、その購読理由のひとつがこの作品。
作者のうたたね游さんといえば、空き家で昼寝する女の子の話を描いた短編読み切りがTwitterで話題になったことが記憶に新しい。作風こそ異なりますが、根底に揺蕩っている空気感にはどことなくルーツ
「きたない君がいちばんかわいい」が最強の百合マンガであるという話
今個人的に最もハマっている「きたない君がいちばんかわいい」というマンガの話です。
同作品は、まにお氏による「百合姫」の連載作品で、個人的には百合の垣根を越えて「令和イチ面白いマンガ出てきたな…」と思っています。最新第3巻も12/18に発売し、その表紙があまりにも最高過ぎることが最近大きく話題になりました(ぼくの中で)。少なくともこの表紙が琴線に触れた方は、概ね想像通りの物が出てきますので迷わ