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マッキンゼー出身者が人材紹介事業「MELIUS」を創業したワケ

はじめまして! マッキンゼー出身者中心に構成されたハイクラス向け人材紹介事業「MELIUS(メリウス)」創業者の田中直道です。まずは私の今までの経歴なぜ人材紹介事業を立ち上げるに至ったかを記念すべき第一発目のnote記事に書かせていただければと思います!


マッキンゼー、大手小売企業を経て感じた、人々のキャリアへのモヤモヤ感

私は新卒でマッキンゼーに入社し、toB/toCを問わず幅広い業種におけるコンサルティングを経験する中で、様々なクライアントと対峙してきました。
また、その間に、大手小売企業にも出向し、経営企画部マネージャーとしてサステナビリティ戦略策定や組織体制構築に携わる中で、人や組織のダイナミクスを肌で感じてきました

そのようなキャリアを通じて、「環境になかなかフィットしないがために、自身の価値を最大限発揮できていない人々が多くいるのではないか」という課題を強く感じるようになりました。

実際に、本当は企画などのクリエイティブな仕事が得意であるのに、目の前の調整業務に追われていたり、クライアントと直接対峙する中で生き生きと仕事ができるはずなのに、資料作成などの裏側での作業ばかりをしていたりと、「本当にやりたいことに取り組めていない」、あるいは、「自身の特性を活かしきれていない」といったような、タレントと環境の関係において、適材適所が実現されていないと感じる場面を多く見て来ました。
「今の環境でダラダラ続けたくもないが、どう動けばいいかイメージも湧かない」というモヤモヤを抱えながら、キャリアや人生がなんとなく滞留気味な方々が多くいらっしゃるように感じたのです。
このような状態のまま、10~15年後経つ中で、「あのとき、もっと外の世界を見てみても良かったな」と後悔するような声を伺うことも多かったです。

0→1で何かをつくりあげる楽しさ

また、私自身はコンサルティング会社から大手小売企業へと出向する中で、外の世界に出るということを経験しました。そんな中で、ゼロの状態から何かをつくり上げていきたいという気持ちが強くなりました。

コンサルティング業務は、簡単に言えば「クライアントの課題解決を伴走」する仕事です。もちろん、多角的な視点で調査・分析を行い、緻密に戦略を立てるというプロセスの中で、身についていったロジカルシンキングや仮説思考は私自身の強みとなりました。

一方、大手小売企業の中で、当事者目線で事業を生み出し、自らの手で推進していきながら日々汗をかいていく中で、「自身の手からつくり出したものを大きくグロースさせる」ということの面白さに魅了されました。

上記の2つ側面の経験から、「いちプロとして、まだ見ぬ自分の価値を最大限に発揮したい」、「もっとヒリヒリとした仕事がしたい」といった気持ちになんとなく蓋をしているネクストリーダーのために、早い段階でしっかりと意義を見出し、背中を押すことのできる人材紹介領域で、自分の力で事業をつくりだすという楽しさも一緒に実現することができると考え、人材紹介事業「MELIUS」を立ち上げました。

そして、もちろん弊社の代表であり、私の新卒時代のマネージャーであった奥田との出会いもこのMELIUSを立ち上げるのに大きく起因した一つでもあります。(この話はまた別途ぜひみなさまにお話しできればと思います!)

マッキンゼーでの「優秀」が正しいとは限らない

マッキンゼーという大手コンサルティングファームからスタートアップ企業へ20代で移ってみると、お付き合いさせていただいている企業の方や候補者の方からも「そこに怖さはなかったのですか?」という質問をよくいただきます。

確かに、大手企業からスタートアップへの転身は、なかなか勇気のいることかもしれません。さらには、人材紹介事業という未経験領域に踏み込むわけですから、今でも緊張感はやはりあります。

だからこそ、これまでコンサルティングファームで培ってきたスキルや知見を活かしながら、周到に市場や競合他社を調査・分析し、私たちだから提供できる価値にこだわって緻密に戦略を立てて今も走り続けています。事業を立ち上げるにあたっては、実際、クライアント企業、競合他社、候補者へのヒアリングを重ねに重ねました。

そのような中で強く感じるのは、大手コンサルティングファームは問題解決のプロとして、常に何事にも念入りにプランを練り、醸成させていくことが求められる一方で、スタートアップ企業では、いかに早くPDCAを回していくか、という回転数や馬力が事業の成功に直結していく世界です。質の高いプランを時間をかけて1つ出すというよりは、スピード感をもって、トライ&エラーを繰り返していくことが事業の成長に繋がります。

当初は、この動き方にとても違和感を感じることも多く、二の足を踏み立ち止まってしまうこともありましたが、これも事業をゼロイチで作り出すことの良さだなと、ひしひしと身をもって感じており、今では楽しんで日々取り組んでいます。

人生のゴールを実現するためのパートナーとして伴走

MELIUSでは、自分自身の価値と真摯に向き合う全てのリーダーが、最大限その価値を発揮し、組織や事業の変革を実現していくことを目指しています。そのためにもMELIUSでは、

一度きり、目の前の転職支援ではなく、一生涯のキャリア構築を伴走していきたい

という想いが強くあります。

市場価値が高いとされるネクストリーダーの方々は、所謂「引く手あまた」な選択肢がある一方で、本人としてもさまざまな選択肢が視界に入る分、迷うことも多くあります

しかし、結果として、本人が次に選ぼうとしている選択肢が、実際はその方の中長期で目指す姿に繋がっていないように見えることも、客観的に見ると少なくありません。だからこそ、「中長期で目指したい姿に目の前の選択が正しく繋がっていくのか」という点は、知恵を絞り、真摯に向き合っていくことを大切にしています。

実際に、MELIUSは創業してからまだ1年も経っていないですが、このような姿勢を各方面から評価していただき、候補者の方のポテンシャルを最大限に発揮し、各個人・組織・社会全体が、より良い未来・物語を紡いでいくことができるクライアントの方々とのお付き合いも日々増えています。

個人商店的であるレガシーな構造を壊し、チームとして戦える強い組織を

「転職起点ではなない中長期的なキャリア設計の伴走する」と標榜している背景には、転職エージェント業が構造的に抱えている課題が私はあると考えています。転職エージェントは、どうしても個人の力量やスキルなど個人商店的に活動していきがちで、組織間の連携が限定的になってしまうケースが少なくありません。

だからこそ、MELIUSでは人材紹介業の働き方を最適化し、各個人と強く連携し、組織的に戦えるエージェントを目指しています。そのためには、担当のキャリアアドバイザーだけではなく、候補者の方の状況を頻繁にチームへとフィードバックし、バイアスのかかった選択肢になっていないか、本当にその方の実現したいことができるのかなど、もっといい選択肢がないかなど、組織として候補者の方のキャリア設計に向き合うようにしています。

また、必要によっては実際に候補者の方と企業の方や社員の方との接点をつくり、適切なタイミングで経験者の方からの率直な意見を聞けるような機会をシームレスに提供するなど、実際の一般面接やケース面接対策などの「点」ではない「線」で繋がる支援や場づくりにも力を入れており、今後もさらに探求していきたいと思っております。

リーダー人材循環のうねりをより大きく

大変嬉しいことに、このように毎日真摯に人材紹介事業、そして候補者の方々や企業の方々と向き合ってきたことで、MELIUSのメンバーも増えてきています。そして、今後もより多くの候補者の方々と向き合う中で、世の中のリーダー人材の巡りを良くしていきたいと思っております。

下記のような強い想いをお持ちの方は、ぜひ、ご一緒出来れば嬉しいな、と考えておりますので、ぜひご連絡いただければと思います!

・リーダーの皆さまの人生の局面に立ち合う中で、彼らのキャリア実現を伴走したい
・ゼロイチのフェーズを楽しみながら、成長し続ける事業・組織作りに貢献していきたい
・自分自身で数字を作っていきながら、結果としてご自身のハイリターンも求めていきたい

【キャリア相談をお考えの方】
ネクストリーダーのための転職エージェント「MELIUS」では、次世代の変革をリードする若手ハイクラスの方へ、中長期的なキャリア設計から具体的な求人に至るまで幅広くご相談いただいております。
ぜひ、転職ありきではなくお気軽にこちらの「キャリア相談」よりご相談ください。

【メンバー募集】
現在、「MELIUS」では、私たちと一緒に「世の中のリーダー人材の巡りを良くする」を事業ビジョンに掲げ、一緒に働いてくださる方を募集しています。私たちとまずは、カジュアルにお話しさせていただければと思いますので、下記の「メンバー募集」よりぜひお気軽にお問い合わせください。

皆様のご連絡を心よりお待ちしております!

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