マガジンのカバー画像

【痴事猥談】

29
運営しているクリエイター

記事一覧

【まくら✖ざぶとん】①⑤⑨『御手淫帳』

【まくら✖ざぶとん】①⑤⑨『御手淫帳』

ようようようやくのやっとこさ、年に一度くらいの出番とあっちゃ待ちくたびれること甚だしくともここで会ったが百五十九席目、もう前回がいつだったかも思い出せねぇからまずほら直近のあっしの一席をプレイバック!

巷は流行りに流行る新型病原菌のせいであちこちそっちもイベント中止で外出自粛、どこにも足を運べず巣ごもりで暇を持て余した殿方が自分を慰めるべく手を出すのはあれしかねぇ。へぇ、そうでぇ、御手淫よ。御手

もっとみる
【まくら✖ざぶとん】㊕『夫婦交姦』まくラップ総集編

【まくら✖ざぶとん】㊕『夫婦交姦』まくラップ総集編

えー、陰陽師身の上知らず、なる諺がある通り…と落語の枕のようにはじまったが枕営業なんていうからには猥談の意味合いもござい、そこにラップも織り交ぜた《まくラップ》の世界への招待状こそ淫靡テーション。

〈陰陽師=エクソシスト〉は印を結んで唱えるが陰部を結んで乱れるのは〈快楽主義者=エクスタシスト〉、性器をINするだけじゃ飽き足らず人数も増員して精力剤も暴飲して完飲、配偶者がいるなら姦淫だがペアをスイ

もっとみる
【まくら✖ざぶとん】①③⑤『車中泊』

【まくら✖ざぶとん】①③⑤『車中泊』

えー、開放的で解放的な夏がやっとやってきたってことで喜び勇んで飛び出してきたあっしの出番、どっこい一体全体なにが起こってるのか、うだるような外の暑さとうざいような人の暑苦しさといった夏っぽさをこれっぽっちも感じられぬまま近づいているのは夏の終わり、開け放つことも解き放つこともできぬ憂さを晴らすべく今宵も下ネタ全開でお送りしたい所存。

今宵のネタはこの夏に某N国の政見放送で醜くも連呼されたかと思い

もっとみる
【まくら✖ざぶとん】①①④『男女プロレス』まくラップ➌

【まくら✖ざぶとん】①①④『男女プロレス』まくラップ➌

えー、季節が変わろうと年号が変わろうと数席に一席は落語×ラップのラくごップ、今宵は猥談×ラップたるまくラップのエロMCことMaCraが高座ならぬリングにのぼって独壇場のオンステージ。

パンチラ見れば頭に浮かぶパンチライン、チラリズムに見開いた目を血走らせたのはギラリスト、エロリストことエロテロリストは往年のインリン・オブ・ジョイトイ、M字開脚が得意でもマゾヒストとは限らずマニフェストが守られずば

もっとみる
【まくら✖ざぶとん】①⓪③『姫はじめ』

【まくら✖ざぶとん】①⓪③『姫はじめ』

さあ年も変わってはや三週間、今年もいっちょ前向きに進んでいきたいところだが、そうはいってもまくらたるものネタは下へ下へと下っていくのが定石の常道、ってわけで久方ぶりの猥談の一席をお届け。

年は明けたが股は開けてない姫君と年を跨いだが姫君に跨っていない殿方、昨年の姫おさめと殿おさめがいつだったかは年末の忘年会で忘却したからよし、過去は振り返らず未来に進むなら姫はじめと殿はじめ。

記念すべきかはわ

もっとみる
【まくら✖ざぶとん】⑨①『アンサーアンセム』まくラップ➋

【まくら✖ざぶとん】⑨①『アンサーアンセム』まくラップ➋

さあ前席のまくラップではワン・ツー・スリーとカウントアップしたが、九十席を超えたらあとは百席までのカウントダウン。野球ネタが二打席連続だったのでまくラップも二ブース連続でオンステージ。

これまでのラップものでは炒飯に落書きやら絶滅危惧種なんかの題材をサンプリングしてきたが、ラップたるものやはりリリック。作詩で幅を利かす風物詩人にリリシストのMaCraも作詞で対抗、フリースタイルの掛け合いやコール

もっとみる
【まくら✖ざぶとん】⓽⓪『夫婦交姦』まくラップ➊

【まくら✖ざぶとん】⓽⓪『夫婦交姦』まくラップ➊

ようようこのまくらも節目の九十回目、ゼロのつく回とゾロ目の回はちょっくらちからを入れてみっか、とやってきたが百回を越えたらどうすんべ?

そんな頃合いの一席はついに猥談落語とラップの掛け合わせ、果たしてラくごップなのかまくラップなのかで迷ったそこの君、これ以後ラッパーMaCraの紡ぐまくラップは、まくらだけに下ネタ混じりのラップ。

エロスとラップは陰と陽ならぬ淫と韻、陰陽師は印を結んで唱えるエク

もっとみる

【まくら✖ざぶとん】⑦②『童貞/処女喪失』

えー、ひと夏のアバンチュール、なんて言われることもあるように身も心も開放的になるのが夏という季節。七月も七夕が終われば夏もいよいよ本番、とあらばここにもあどけなくいたいけでうら若き男女がえいやっ、とおっかなびっくり初めての睦み合い乳繰り合いであいうえお。

長い口づけに焦れて焦るや喰ってかかるように押し倒し、なし崩し的にはじまったが勢い余れば服を脱がすのに一苦労でホックを外すのに二苦労、ブラをズラ

もっとみる

【まくら✖ざぶとん】⑥①『黄金週間』

へぇへぇどうもお待たせしやして、恵方巻きの時期ぶりとなるこのあっし、季節に一度の出番とあっちゃ黄金週間のネタを風物詩人に取られる前に慌てて出てきたわけで。
あっしの十八番たる下ネタは下ネタでも今回はそのディープさたるや底なし沼のSM、S極の女王様とM極の男性が磁石のように引き寄せ合ったら最後、女王様の網タイツでマゾヒストを絡め捕るマグネットならぬマゾネットことSM倶楽部。

女王様の命令はぁ…絶対

もっとみる

【まくら✖ざぶとん】㊻『恵方抜き』

ちょいとちょいとそこの旦那方、このところすっかり影が薄けりゃ髪まで薄くなっちまいそうなあっしのことをお忘れになってもらっちゃ困りやす。なにせ年越しの雀卓を囲んだ四人組の一席こそ下世話も下世話、あっしの専売特許からお株まで根こそぎ奪われちまったらおちおちしてられず泡食って登場でぃ。枕と座布団、寝具にケツの置き場とあっちゃ下ネタが多くてやむなし然るべしってことで、此度もいっちょご清聴ならぬご精聴たまわ

もっとみる

【まくら✖ざぶとん】㊵『越年麻雀』

時は大晦日の宵の口、去年の除夜の鐘つきに続いて今年も集まったのは江戸っ子四人組、春先に闇鍋を囲んだ野郎どもが囲むのは雀卓、一年を締めくくる打ち納めと同時に新年の金運を占う初博打ときた。

役牌が集まりゃ一に鳴いたら二もわめく浮かれポンチー、「ちっといいかな」とチットイ上がり、ドラをためこむ奴ぁドラえもん、放銃に次ぐ放銃は銃乱射事件…下らない妄言戯言が雀卓だけにピーチクパーチク飛び交ったのも束の間、

もっとみる

【まくら✖ざぶとん】㉙『一夜の宴』

残暑きついざんしょの九月、夏の名残りはどこへやら季節はすっかり秋めいて、読書に芸術からの食欲の秋ときて、秋の味覚と言えばマツタケ、マツタケと言えば…ってわけで食欲よりもやっぱり性欲の秋となれば来たるべきはあっしの出番、へぇ、旦那、昨冬からはじまった下劣な小噺も、冬春夏秋、四季がくるりと一周しても飽き足らず、ちょうど季節に一回ほどの出番とあらば、マツタケだけに交えたてのホクホク、いやホヤホヤの一席な

もっとみる
【まくら✖ざぶとん】⑱『武勇聞き』

【まくら✖ざぶとん】⑱『武勇聞き』

おっすおっす、何席かに一回、下世話な小噺を専門とする話し手、あっしの出番がきてやんでぃ、へぇ、旦那、ねぇ旦那そこの旦那と繰り返してるからにゃ、あっしの性質(タチ)は縁の下の太鼓持ち、ボデンベチンと太鼓腹を打ち鳴らして宴席をまわって、手酌なんかさせませんよと小癪でこまっしゃくれた丁稚(でっち)よろしくあちらの席からこちらの席へ、挙句の果てにゃ放送席ー、放送席ー、とばかりに酒場を飛び出しておっ開こうと

もっとみる

誤辞脱辞⑭

Q. 下半◯
◯に入るものは?

A. 期・身・(部など)

シモハンキ⇒シモハンシン 
下半期⇒下半身 とすると、ちょっとやらしくなる。