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SNSマーケティングのよくある誤解シリーズ

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トレンド発信起点も、最新情報収集も、SNSが中心となった時代。 マーケティング施策にSNSを取り入れなければ!と考えたときに陥りやすい考え方と、SNSの不安な点に正しく向き合うた… もっと読む
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記事一覧

【SNSマーケのよくある誤解】SNSは若者が利用するもの?

【SNSマーケのよくある誤解】SNSは若者が利用するもの?

「弊社の主なターゲット層は40代・50代くらいなので、SNSで発信するのが有効なのかどうか、悩んでいるんです」

マーケティングにSNS施策を取り入れるか否かで悩んでいる理由として、しばしばこんな疑問を耳にします。

SNSは若者が利用するもの?確かに「若者がSNSを利用している」「若者のコミュニケーションに変化が起きている」などとよく耳にします。SNSマーケティングは、ターゲット層の年齢が高いと

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【SNSマーケのよくある誤解】炎上したらすぐに謝罪したほうがいい?(後編)

【SNSマーケのよくある誤解】炎上したらすぐに謝罪したほうがいい?(後編)

誰が「炎上した」と決めているのか?
なぜ、多くの人が「炎上」と認識するのか?
企業の炎上対応は、どうすればいいのか?

前編では、炎上かどうかを判断するのは、主観によるものだという話をしました。批判の声があったとしても、すべてが問題なのではなく、一定の条件を満たす場合のみに問題なのです。

▼前編はこちら▼

後編では、なぜ「炎上した」ことになってしまうのか、企業の対応はどうすればいいのか、といっ

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【SNSマーケのよくある誤解】炎上したらすぐに謝罪したほうがいい?(前編)

【SNSマーケのよくある誤解】炎上したらすぐに謝罪したほうがいい?(前編)

いまや"炎上"は、企業にとって最も恐れる事態なんじゃないかと思います。

私自身も、企業のマーケティングを支援し、自社のマーケティングに携わる立場です。もしも自社やクライアントが批判の矛先になってしまったら?という怖さを常々感じています。

だからこそ、オンライン・オフライン問わず、"炎上対策"は色んなところで語られています。そこでしばしば言われているのは、
「炎上しかけているのに気づいたら、早め

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【SNSマーケのよくある誤解】PRだから信頼されないとは限らない!【インフルエンサーの誤解(後編)】

【SNSマーケのよくある誤解】PRだから信頼されないとは限らない!【インフルエンサーの誤解(後編)】

情報の主な収集場所、そしてトレンドの発信場所がSNSへ移ってきた昨今。企業発信の広告だけでは、多くの人の心を動かせません。

そこで、公式ではなく影響力のある「個人」に依頼し、人々に届く発信をしようとするのがインフルエンサー施策です。しかしインフルエンサーに依頼しても結局「ただの広告として受け流されてしまった」PR投稿が、世の中にはたくさんあります。

失敗の多くは、「インフルエンサー施策=広告展

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【SNSマーケのよくある誤解】インフルエンサー施策は、広告展開方法ではない【インフルエンサーの誤解(前編)】

【SNSマーケのよくある誤解】インフルエンサー施策は、広告展開方法ではない【インフルエンサーの誤解(前編)】

今、最新情報を収集する場は、SNSへと移っています。
さらに、SNS起点でトレンドが生まれる時代でもあります。
そんな中ではマーケティング施策も、SNSを軸にしたものに変化しなければなりません。

しかし企業発信の投稿だけでは、多くの人の心を動かすことができません。
そもそも一般ユーザーは、企業の宣伝を見たいと思わないからです。

そこで、SNS上で影響力を持つ人の力を借りようという施策が
「イン

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【SNSマーケのよくある誤解】"映えない"からSNSに向いていない?

【SNSマーケのよくある誤解】"映えない"からSNSに向いていない?

「うちのビジネスでは、SNS映えするようなキレイな写真は撮れないから、SNSには向いていないんじゃないか」
こんな言葉を聞くことがしばしばあります。

2017年の流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれたこともあって、「映え」という言葉は誰もが良く知るものとなりました。その一方で、SNSについての固定観念もこのころ生まれたように思います。

「"映え"る写真=華やかでオシャレな写真」がSNSでは支持

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