「聖痕を受ける聖フランチェスコ」ジオット・ディ・ボンドーネ【ルーヴル美術館の名品150選】102

作品が語っているメッセージは何か？
世界屈指のコレクションを誇るルーヴル美術館。何万という作品中、絵画に注目、世界的に有名な作品群のうち「意味を読み解く」観点から面白い150の作品を厳選。
人物は？場面は？出典は？意味深なディテールが語っているものは？作品に隠されたメッセージを読み解きます。

ジオット・ディ・ボンドーネ作「聖痕を受ける聖フランチェスコ」、1295-1300年頃、INV309、3.13×1.63ｍ、イタリア絵画部門、ドゥノン翼

奇妙な姿のキリスト。
六枚の翼を持つ天使の姿。
体から飛び出すものが。
瞑想中であった聖人の
体に同じ傷を刻みます。

 ◆聖痕を受ける聖フランチェスコ◆