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恐怖・宙ぶらりん怪獣の巻

iphoneのメモ帳を整理していたら、7年前の走り書きが出てきた。

アイデアの覚え書きだった。驚くことに、文体や語彙が、今とほとんど変わらない。今のわたしが書いても、7年前のわたしが書いても、大差ないような気がした。

わたしは、成長もしていないし、おそらく後退もしていない。

アウトプットをしなければ、進むことも、戻ることもなく、宙ぶらりんの状態が続くのだ。

もしかしたら、この「宙ぶらりん」が一番怖いことかもしれない。

仮に、後退していたとしても、それは変化として受け入れざるを得ない。しかし、「宙ぶらりん」は自分に猶予期間を与えているのに近い。

つまり、何もしないのに等しい。ただただ、変化もせず、挑戦もせず、時間だけが過ぎていく。アイデアだけが、自分の頭の中だけに、いつまでもぶら下がっている。

自分の中で熟するまで待つような感覚も嫌いではない。しかし、外に出さない限り、修正することはできない。

頭の中にあるイメージやもやもやをまずは吐き出さなければならない。

曖昧な関係をいつまでも続けていいものではない。わたしは、〇〇さんのことが好きなのかもしれない。わたしたちは付き合っているのかもしれない。わたしたちはもう別れるのかもしれない。

人生にはこのような微妙な時期もある。それが人生の味わい(醍醐味)と言えなくもないのだが、今は滋味より、実践のほうが大事なのだ。

居心地がよくても、宙ぶらりん状態からは抜け出し、停滞したり、転んだり、失敗してもいいから、手を動かして、物を作ろう、と今は考えている。

チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!