TOEIC470→925 私の英語学習法 PART1

こんにちは。Mehkoです。いつもは精神的なことを書いていますが、今回は気分を変えて英語学習について書いてみようと思います。

さっそくですが、みなさんは「英語」好きですか?私は大好きです。日本語の方が流暢だし、日本語が嫌いと言うわけでもないのですが、たまに、自分で言いたいことを英語で言った方がしっくりくるなと思うことがあります。2020年にTOEIC925を取ってからまだ勉強を続けていて、英語表現の美しさを感じるとともに、英語がますます好きになっていって使いたい欲で溢れています(笑)

世の中にはさまざまな英語学習教材で溢れています。手ごろな価格で買える書籍から高額な英会話レッスンまで、創意工夫を凝らしたサービスが日々生れています。そんな中でも私がオススメしたい学習方法は「海外ドラマを見る」ことです。これだけで英語が完璧になるとは言えませんが、特にリスニングとスピーキング力向上に効果があると考えています。

私が今回オススメしたい海外ドラマは『デスパレートな妻たち(原題:desperate housewives)』です。デスパレート(desperate)とは「やけくその、必死の、絶望的な」といった意味です。物語はアメリカのとある郊外で主婦のメアリーが銃で自殺するところから始まります。彼女の遺品を整理していた4人の主婦たちは1通の不穏な手紙を見つけ、メアリーの自殺の動機を探っていきます。サスペンス的な要素にとどまらず、4人の主婦たちの生活や家族・ご近所との関係をめぐるドタバタ劇です。全部で8シーズン計180話ありますが、物語の展開が早く、大胆で痛快なので一話見終わるとまたすぐに次の話を見たくなってしまいます。

デスパレートな妻たちは、単に作品を楽しむだけでなく英語学習にも適していると思います。そのいくつかの理由をご紹介していきます。

1.圧倒的なエピソード数

先にもお話したように、全8シーズン計180話ととにかくボリュームがあります。たくさんストーリーを見ることで、耳がネイティブレベルの速さの会話に慣れていきます。また、多様な登場人物の英語を聞くことができ、男性・女性・子ども・お年寄りといった性別や年齢による違いだけでなく、時にはイギリス人や中国人の英語を聞くこともできます。私は英語学習をしているとき、同じテキストを使い続けているとその話者の英語にばかり慣れてしまうことが良くないと思っていたので、多様な話し声を聞けるドラマはリスニング力アップに効果的だと思います。また、テキストに収録されているような英語は、静かな環境で録音されていて聞き取りやすいように話された英語なので、より自然体に近いドラマの英語がオススメです。

2.英語表現の幅を広げることができる

当たり前ですが、アメリカドラマは主にアメリカの視聴者に向けて作られているので、使われる表現も、彼らが日常的に使っているものです。私たちが学校で学んできた英語は公の場やアカデミックな論文などで使われることが多いように感じます。もちろん、そういった英語も海外で使われていますが、スラングや砕けた表現を知っていれば、より英語話者の方と近しいコミュニケーションをとっていけるのではないのでしょうか。

ちょっと上級者向けですが、ドラマに出てくる熟語は意味を知ると面白いし、使ってみたいと思うものばかりです。
例えば(シーズン2エピソード19より)
until I’m blue in the face(直訳:顔が青くなるまで→疲れ果てるまで、とことん徹底的に
air dirty laundry in public(直訳:汚い洗濯物を人前で乾かす→内輪の恥をさらす
面白い表現ですよね。

また、すでに表現を知っているけど、表現の幅を広げたいという方にもオススメです。
例えば(シーズン2エピソード19より):
「がっかりした」は、disappointedが思いつくかと思いますが、“bummed out(がっかりした)”という表現はよりネイティブらしい表現に聞こえます。
他にも同エピソードより:
「怒る、憤りを感じる」はbe madやbe furiousだけでなく“resent”
「恥じる、恥ずかしく思う」はembarrassedやashamedだけでなく“mortified”
など自分のボキャブラリーの幅を広げるのに役立ちます。

さらに、動画サイトやDVDでは英語字幕をつけることができるので、ドラマを見ながらわからない単語を辞書で調べることもできます。新しい語彙を増やすのにも効果的です。

英語の試験TOELFやIELTSの勉強をしたことがある方はご存知だと思いますが、こういった語彙の幅(rangeといいます)が豊かなことは、高得点を取るために必須とも言えるでしょう。それだけでなく、それぞれの単語にはそれぞれのニュアンスがあるため、自分の感情をより正確に伝えるための語彙力向上に向けて、いろいろな人の感情表現を知ることができるドラマはオススメです。

3.アメリカの生活を知ることができる

ドラマを見ていると日本ではあまり見ない光景がでてきます。印象的なのは教会でしょうか。教会での結婚式を挙行したり懺悔するシーンもあり、キリスト教が根付いた国なのだと気づかせてくれます。英語学習を進める上で、アメリカでの生活を学ぶことは大切です。なぜなら、生活文化が言葉に反映されていることがあるからです。
例えば、Oh my God なんかはわかりやすく“God”が入っています。他にも、For the God’s sake(お願いだから、頼むから)にも“God”が入っています。

あと、パーティの多さにも驚きました。ドラマだからということもあるかもしれませんが、パーティが頻繁に自宅で開かれている光景は日本の一般家庭では見ないと思います。パーティに限らず、どの家も広くて庭の芝生がきれいですし、それぞれの登場人物のファッションも注目ポイントです。女性が普段着に胸元のあいたキャミソールを着ているのもアメリカならではなのかなと思いました。私は、元モデルのギャビーのファッションが好きです。派手だけど品があって毎回楽しみにしています。


少し脱線してしまいましたが、以上の3つポイントから『デスパレートな妻たち』は英語学習にオススメです。他にも私が好きなドラマがいくつかあるので、機会があればご紹介したいと思います。



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