わたしが会社を辞めた理由
とても寒い毎日が続いていますね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、私事ですが、12/21で29歳の誕生日を迎えました。
三日坊主なわたしですが。今年はSNSをコンスタントにできるように楽しんでみようと思います。
さてさて、本題です。今日は、社会人→学生への道を決断した理由をつらつらと。
1.日々の時間の内訳。
まずは、時間について。
わたしは製造小売業の販売で店舗マネジメント全般を担っていました。プレイングマネージャーだったので、それはそれはなかなかに激務な毎日でした。さらには、転勤転居の多い仕事だったので、1年に1度は店舗や勤務地を転々とするような生活を送っていました。
そんな仕事を中心とした人生に忙殺される日々の最中、「このままではいけないのでは…」という思いが芽生え、日々の時間の内訳を考えてみたことがあります。
通勤にかかる時間が大体平均片道1時間。往復で2時間とします。
会社の規定として、実働+休憩時間で拘束時間は9時間でした。
当時は1時間は早く出勤し、店舗の様子見や仕事の前準備。1時間は残業し仕事整理などしていました。これで2時間です。
これだけでも合計すると1日の内、13時間を仕事に取られているわけです。
勤務時間も不規則な仕事でしたが、退職前は、1時に寝て9時に起きる生活を続けていたので、睡眠時間は大体8時間。
24時間−13時間−8時間=3時間
…思わず電卓を2回叩いてしまいました。(実はわたし、異常なほどに計算が苦手です。)
日々、自分のために使っていた時間はたったの3時間でした。
つまり食事やお風呂などの生活最低限の行為で終了でした…!!
これは完全にわたしの働き方が上手くなかったと反省しているのですが、長年の疲労の蓄積でもう挽回できないところまで来ていたんですね。
休日も仕事を持ち帰ってきたり、役職上、仕事の電話にでたりしていました。睡眠時間も、これ以上減らすと辛くて、いつももっと寝ていたい…!と思っていました。
2.心の違和感。
こんな生活を続けるうちに、心の中の違和感がどんどん大きくなっていったのです。
「あれ?わたし、人の役に立つ、幸せにできる仕事がしたかったのでは?」
「わたし、わたしのことが1番大事にできてないな…。」
学生の頃にパワフルに飛び回っていた頃のような、健やかに、喜怒哀楽たっぷり、元気いっぱいのわたしは、姿も形もありませんでした。
友人とも段々と疎遠になり、好きだった旅に出ることも中々できず、趣味だったヨガをする時間さえ確保できない毎日でした。
そんな毎日を経験して、わたしは「自分を幸せにするために働きたいな」、と思ったのです。その過程で、人の役に立つ、人を幸せにできる仕事がしたいなと思いました。
24時間全部を、自分のためだけに使えたら、なんて最高なんだろう!と。(笑)
わたしが会社を辞める決断をした最後の決定打は、こんな感じでした。
3.何のために働くのか?
さてさて、皆さまは、なんのために働きますか?
愛する人のためですか?将来大きい家を建てるためですか?高級な時計や服を身につけるためですか?仕事で地位を得るためですか?世間から笑われないためですか?親孝行ですか?
きっと、どれも正解なんだと思います。
けれど、そのどれもが「健やかさ」には変えられないと気づいたのです。
そして、わたしは会社を辞めました。
この決断に至るまでは、本当にジェットコースターくらい気持ちの浮き沈みを繰り返しました。自分自身の本音と向き合うことがこんなに大変なことだとは思わなかった。わたしは、どれだけの仮面を被って生きていたのだろうかと。この決断を下す直前は、自分にすら、その仮面の顔を向けていたような気すらしています。
未来のことはわかりません。
過去は悔やんでも羨んでも、変えられない。
今を生きていくしかないのです。
最後は、本音に素直に、健やかに。
それではまた◎
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