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人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い

通勤に時間をかけているやつはバカだ。その時間をムダにしているやつは、もっとバカだ。

通勤時間はないに越したことはない。いくら頑張ろうとしても、家や職場で過ごす時間以上の生産性をもたらさない。住居と職場が近ければ近いほど、より成果を出せる環境と言える。

しかし誰もが職場近辺に住めるというわけではない。都市に住む人ほど難しくなるだろう。だから多くは妥協し、時間をかけて通勤している。問題はその過ごし方だ。

なぜゲームやSNSで時間を浪費する。なんの成果も、効果も生まない行動をとる。「それが勤務前のリラックスになっていて、仕事中の生産性が上がるんだ!」というなら問題ない。ところが大半の人は暇つぶしでしている。

人生において「暇な時間などない!」

中島敦の『山月記』にある有名な言葉、「人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。」を心に刻んでほしい。

優秀な人、成功している人はこの細かな時間の使い方が上手い。本を読む、アイデアを考える、ニュースを確認す、メールを返す。これらは全てスマホ1台で行なうことができる。そして電車に乗りながらでも可能だ。

たとえば通勤時間が往復20分としよう。休みの多い会社でも、年の出勤日数は240日にはなる。すると通勤時間は4800分、80時間だ。

小さな積み重ねで成果が変わる。1年のうち80分を「暇つぶし」に使うか、成長に使うか。賢明な人なら選ぶのは明らかなことだろう。

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