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フランスで舞台衣装家活動

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渡仏から現在まで、舞台衣装家として活動して来た今までの事、これからの事。
運営しているクリエイター

#パリ

舞台芸術家:更新手続き終了

舞台芸術家:更新手続き終了

今月初旬に更新手続きを申し込んでいた件ですが。

数日前に、手続き終了メールが届きました。

これで、また1年舞台衣装家身分で安心して働けます。

かかったのは10日ほど。

date d’anniversaire(切り替え日)が12/06で、1週間のラグがあるらしくその1週間は働いていなくてもどうも失業保険は出ないらしいですが、私は働いていたので問題なし。

結局、就業時間は過去2年分の全てを計

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17: 大量生産が多いわけ

17: 大量生産が多いわけ

フランスで舞台衣装家をしています、megumi です。

舞台衣装家をどのように志し、渡仏し、どんな舞台を手掛けて来たか。

思い出しつつゆっくりと綴っています。

写真は、数年前のDMEO。テーマは18世紀でした。

続く大量生産 
最近、2024年の舞台の話が入りまして、それが衣装2000着以上になる模様。

所属しているアトリエが、そもそも街のカーニバル衣装(と言うより仮装)を作っていたので

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ガルニエの次はバスチーユ

ガルニエの次はバスチーユ

今期のシーズンスタートからはや2ヶ月強。

既に2つの舞台は無事に終わり、月曜日からは毎年恒例、オペラ座アカデミーの為の衣装打ち合わせが始まります。

舞台は毎年6月、オペラバスチーユのアンフィテアトルでありますが、その間多分採寸の為に一度だけ顔合わせしたら、舞台1週間前の劇場入りまでフィッティングする事なく進めて行きます。

私の担当するのは、Dix mois d’ecole et d’oper

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12/そして動き出す

12/そして動き出す

フランスで舞台衣装家をしています、megumi です。

舞台衣装家をどのように志し、渡仏し、どんな舞台を手掛けて来たか。

思い出しつつゆっくりと綴っています。

前回までは。衣装家の国家資格取得後、ダンスとサーカスの衣装で衣装家デビュー。
その後も同衣装家とのコラボも続けつつ、大親友で大恩人のジャンポールとの出会いもあり、少しずつ、世界が開き始め、無事intermittent du spect

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① フランスで衣装家をすると言うこと。

① フランスで衣装家をすると言うこと。

フランスで舞台衣装家をしています、megumi です。

舞台衣装家をどのように志し、渡仏し、どんな舞台を手掛けて来たか。

思い出しつつゆっくりと綴っています。

なぜ今noteなのか。
SNSで世界中にエンターテイメント界の繋がりができてみて、初めてブログでは仕事については何も伝えていないと気がつき、遅ればせながらクリエーター系の友人知人からずっとおすすめされていたnoteを始めることといたし

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