もぐもぐ活用でメンタルも良くなる
「もぐもぐ」は痩せるのに効果的なだけではありません。咀嚼によるダイエット効果はずっと言われ続けている事です。
皆さんはもうご存知のことと思いますが、簡単に咀嚼効果をまとめると、咀嚼によって消化器官の働きが活性化され、栄養素の消化吸収が促進させる。脳の機能を発達させる、免疫力が高まる、あごの筋肉をしっかりのでフェイスラインも整う。しっかり咀嚼することで、唾液に含まれるアミラーゼと食品がしっかりと混ざり合い、胃に食物が送らる時にしっかりと分解されやすくなっている。15分くらいかけて食事をすることによって、満腹ホルモンのレプチンが分泌されはじめ、食事を適量で終わらせることができる。
一日の食事
朝ごはん、あなたは何分かけて食べてますか。ちゃんと座って食べてる時間なんてない方も多いと思います。Eメールをチェックしながら、コーヒー飲んで、なんとなくヨーグルト食べたかなとか、あると思います。
では、ランチはどうですか。会社の休み時間がしっかりとれればいいけど、ついつい書類に目を通しながら食べてるとか、多分15分程度で、無意識のうちに食べている方いらっしゃるかもしれません。
そして、一日の終わりに疲れを癒す夕食。疲れ切ってお腹が空き切ってて、ガツガツとサッサっと夕食食べてませんか。ママたちは子供がしっかり食べてるかとか、小さなお子さんがいたら子供に食べさせることが優先になっていて、自分がいったい何を食べたのかもよく覚えてないことありますよね。
もちろん、ゆっくりと食卓を囲んで、「これは、おいしいね」とか、「この味付けは最高だね」とか言いながら、楽しく会話を弾ませながら食事する機会がある方もたくさんいらっしゃるはずです。たまには、素敵なレストランで違う雰囲気の中で違ったアレンジの食事を召されるの楽しいですね。
食べることをイベントにする
つい忙しいと、食事が軽視されてしまい何かの不随行動となってしまいがちです。お昼だからランチを食べなければいけないとか、食欲を満たすため「なにか」をお腹に入れておくとか、なんとなく食事をしていませんか。今日は邪魔くさいから、テイクアウトでとかの日もあると思います。それはそれでいいんです。それもあなたの大切な食事です。
食事をイベントとして捕えてみてください。いつ、どこで、誰と何を食べるかを決めます。朝ごはんイベント、ランチイベント、夕食イベントです。一日に食事にかける時間の平均は1時間39分です。単純に3で割ると33分平均となります。思ったよりも結構な時間を私たちは食事に費やしています。
一日に平均1時間39分が食事の時間となっている。この時間をマインドフルネスに且つ有意義にメンタル向上、美容効果のためにも活用する。
30分のミーティングもしっかりスケジューリングしますよね。それくらい30分という時間はとても貴重なものです。一日30分瞑想をする人はどのくらいいるでしょうか。心を何かに30分集中させる瞑想の効果は、頭の中をすっきりさせる、仕事の効率を上げる、精神的な安定、感情のアサーティブ効果など言われいます。では、この食事時間をマインドフルネスに活用することでダイエット効果も上がり、メンタルの安定も得られる方法があるとしたら、トライしてみたいと思いませんか。
すでに習慣になっている3食を効率よく利用する
生活習慣として、私たちは一日3食食べるように覚えさせられてきました。朝食、昼食、夕食です。この習慣を脳も活性化させ、精神的な安定を高め、感情の穏やかさを保つ時間と組み合わせることです。食事時間をマインドフルネスに活用することです。瞑想は座って心を落ち着けあるがままの状況、頭に浮かんでくることを客観視する訓練でもあります。これを食事の時に活用してみることです。
マインドフルネスな食事の仕方
1. 食事をする時は、しっかりと食事をすることだけを目的としましょう。どこで食べるのか、体も心も食卓に向かっている姿勢を取りましょう。
2. 最低15分は掛けて食事をする時間をスケジュールする。あなたのプランナーにしっかり食事をする時間はほかのこととだぶらないように、食事の時間を確保しましょう。
3. ちゃんと座って自分が食べる物を認知します。食卓に何があるのか、何を食べるのかしっかりと目で見て認識してください。
4. 食べるときには食べる物のことを考えましょう。これは鶏肉でこれは人参とかいうように食べている食材や味を頭の中に記録しましょう。その時どういう気持ちになるかもわかるといいですね。
5. しっかり20回から30回噛む。もぐもぐしながら食材の歯ごたえや味わいを感じましょう。その間はお箸を置く方が集中できます。お箸を持っているとついつい次の食材を取ったり、食べているものよりも次の食材のことを考えてしまうので集中できません。
6. 食べている時は、他のことはあまり考えない。会話をしながら食べていると会話に夢中になってしまって、どう食べているのかに意識があまりいきません。自分のマインドフルネスな食事の仕方を一人で食事する時など、練習していると会話をしながらでもそういう食べる習慣ができてきます。
7. お腹が一杯だなという感覚が出てきたら、そこで食事はやめましょう。無理にお皿にあるすべての料理を食べてしまう必要はありません。脳からのメッセージを優先しましょう。
8. 食事の時に感情、特にネガティブ感情は省きましょう。自分の心の状態を事前に知っておくことも、食事と感情を分離させるためには必要です。イライラしている時、落ち込んでいる時など、やたらドカ食いしたりすることが起こります。メンタルを調整をするため出された脳からの指令と、食欲の指令が混線してしまうのを避けるためです。
マインドフルネスな食事の仕方で、一日3回、メンタルの安定効果も上げることができます。瞑想をする習慣がなくとも、一日のうち、ちょっと心を休ませて上げることでその日がとても効率的に過ごせるようにもなります。
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