めぐるめくプロジェクト

私たちは、これからの食産業や農業・水産・畜産業を担う地域の生産者や加工者などと、 都市…

めぐるめくプロジェクト

私たちは、これからの食産業や農業・水産・畜産業を担う地域の生産者や加工者などと、 都市で暮らす生活者が相互に理解を深め、交流し合うことで、豊かな食や 社会をつくる活動、「めぐるめくプロジェクト」を始動します。 https://megourmake.studio.site/

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めぐるめくプロジェクト はじまります

内神田一丁目計画における食と農の産業支援施設整備に向けた取り組み 「めぐるめくプロジェクト」始動 ~農と食を通じた地域と都市の豊かな関係づくりを目指す~ 三菱地所株式会社(以下「三菱地所」)と株式会社ロフトワーク(以下「ロフトワーク」)、株式会社シグマクシス(以下「シグマクシス」)、70seeds株式会社(以下「70seeds」)は、これからの食産業や農業・水産・畜産業を担う地域の生産者や加工者等(以下「チャレンジャー」)とともに、「めぐるめくプロジェクト」を始動します。本

    • 生産者と消費者の分断の解消が次の一手を生む 河北町食卓会議レポート

      新幹線さくらんぼ東根駅から車で15分以内の距離に河北町という町があります。駅名に「さくらんぼ」の文字が入る通り、山形県西村山郡はさくらんぼの名所。中でも河北町は、日本全国町村の中でトップの生産量を誇ります。 観光としてだけでなく、短期のアルバイトを募集するほど、町民総動員でさくらんぼの出荷作業に取り掛かるのは毎年6月頃。しかし、今回の河北町のフィールドワークが開催されたのは、さくらんぼの出荷時期とは大きくズレた12月半ばです。 一般的に農閑期となる寒い季節にだからこそ

      • 全国のめぐるびとが一堂に会す、「日本の食卓会議2023」開催!

        「めぐるめくプロジェクト」は、「農と食がめぐり続ける、やさしい世界をつくる。」をビジョンに掲げ、2022年9月に活動をスタートしました。日本全国をめぐり、農業・水産業・畜産業などの“タベモノヅクリ”を担うプレーヤーと出会いながら、私たちにできるチャレンジのサポートの在り方を考え続けています。 そして今回、活動開始から1年を経て、日本全国の食と農に関わるプレーヤー="めぐるびと"たちが一堂に会する「日本の食卓会議」を開催しました。私たちの代表的な取り組みである「食卓会議」は

        • 日本の食卓会議2023 穂の国めぐるツアーレポート

          2023年11月20日、「日本の食卓会議2023」のスペシャルイベントとして 、開催地域である愛知県東三河のプレイヤーのもとをめぐる「穂の国めぐるツアー」が行われました。温暖な気候や豊かな自然に恵まれ、農業や工業などさまざまな産業が盛んな東三河。今回のツアーでは、先進的な農場・道の駅 ・前掛けのメーカーのもとを訪れました。 飲食店シェフ・クリエイター・設計デザイナー・メディア・ 他地域からの行政職員 など、総勢約20名が参加した本ツアー。地域の新たなチャレンジを実際に見学・

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          【めぐるめくトーク Vol.4】ウニが海を砂漠化させる? 富山から日本の海の未来を救う!

          農と食がめぐり続ける、やさしい世界をつくる。」をビジョンに、地域のタベモノヅクリ(※)の持続可能なチャレンジの循環を目指して活動している、めぐるめくプロジェクトが贈るトークイベント「めぐるめくトーク」。 今回は、山辺英生さん(株式会社サンシャインエンタプライズ)、角裕太さん(一般社団法人とやまのめ)、中木康晴さん(富山県立氷見高校)、元起大智さん(一般社団法人GREENspearfishers)の4名が登壇。 「富山から日本の海の未来を救う」をテーマに、日本各地の海で問題

          【めぐるめくトーク Vol.4】ウニが海を砂漠化させる? 富山から日本の海の未来を救う!

          地域内で湧き起こる熱量が、各地域へ次の世代へ伝承していく「わたしたちのまちづくりサミット -BEYOND LOCAL- in 野沢温泉」

          スキーシーズンを間近に控えた11月中旬。スキー場開業100周年を迎える長野県 野沢温泉村にて、「わたしたちのまちづくりサミット -BEYOND LOCAL- in 野沢温泉」が開催されました。 「次の100年につながる循環を生み出す装置」をテーマに、地域内外のまちづくりの実践者が集結し、世代を超えてつなげていくべき「これからのまちづくり」のあり方を模索していきます。 第一部:わたまち歩き 吉阪隆正の設計した施設をリノベーションし、滞在者の新たな拠点となっている「野沢温泉

          地域内で湧き起こる熱量が、各地域へ次の世代へ伝承していく「わたしたちのまちづくりサミット -BEYOND LOCAL- in 野沢温泉」

          地域の枠を超えたこれからのまちづくりとは。わたしたちのまちづくりサミットーBEYOND LOCALーを男鹿市で開催

          人口減少が進む日本のなかで、特に東京以外の地域での人不足・リソース不足が深刻になりつつあります。そんな時代だからこそ、各地域が手を取り合い、双方向で活性化していくことが必要不可欠ではないか。今回おこなわれたイベントの大きなテーマです。 会場となった秋田県は、人口減少率が日本トップ。なかでも、男鹿市は県内三番目に減少率が高いエリアです。この男鹿市に、地域内外からさまざまなプレイヤーが集結し、まちづくりに関する各地域のチャレンジやアイデアを発信・共有する場が設けられました。地

          地域の枠を超えたこれからのまちづくりとは。わたしたちのまちづくりサミットーBEYOND LOCALーを男鹿市で開催

          【海藻サミット】日本の海の現状とは?海の豊かさを守るために、わたしたちにできることを考える

          2023年11月4日(土)、5日(日)の2日にわたり、秋田県男鹿市で開催された海藻サミット。ブルーカーボンなどSDGs の面で世界の注目を集める「海藻」について、各国の専門家やシェフが集まり、さまざまな角度から議論する時間となりました。 めぐるめくプロジェクトでは4日(土)に、一般社団法人Chefs for the Blue代表の佐々木ひろこさん、合同会社シーベジタブル共同代表の友廣裕一さんのトークセッションと、金楠水産株式会社蛸匠の樟陽介さん、三菱地所株式会社めぐるめく

          【海藻サミット】日本の海の現状とは?海の豊かさを守るために、わたしたちにできることを考える

          欲しい未来は自分たちの手でつくる 積丹食卓会議レポート

          北海道西部に鋭く突き出た形が特徴の積丹半島は、約200万年前に火山活動によって創られました。そして、その隆起した海底の岩肌までが見えるような、透き通った海の美しさから、積丹の海は「シャコタンブルー」と呼ばれています。積丹の語源はアイヌ語で、シャクとコタンの二語を合わせたもの。シャクは夏、コタンは村または郷土のことで、シャクコタン(ShakKotan)夏場所という意味をもっています。 今回は、そんな歴史深く自然豊かな積丹の町で、積丹産のボタニカルをふんだんに使ったジンの蒸留

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          地域と企業と人が交わる2時間「めぐるめくSoup up!」を開催

          めぐるめくプロジェクトでは、地域でタベモノヅクリ(※)に挑む方々の出会いの場をつくるべく、各地域で内外のプレーヤーが交流する「食卓会議」をはじめ、日本各地の方々と手を取り合ってイベントを開催しています。 ※タベモノヅクリ:めぐるめくプロジェクトで定義している「食の生産・加工」を表す言葉。食べ物+モノづくりの造語。 そして、「地域チャレンジャー × 企業」の場として開催しているのが、今回レポートする「めぐるめくSoup up!」です。地域で活動する方々を丸の内にお呼びし、

          地域と企業と人が交わる2時間「めぐるめくSoup up!」を開催

          「つくる人」たちと共に歩む町。東三河食卓会議レポート

          まだまだ日差しの強い8月末。めぐるめく事務局は、東京や静岡で活動する方々と共に1泊2日で愛知県・豊橋市を訪れました。今回めぐった東三河(ひがしみかわ)は、新幹線の通る豊橋市を含めた愛知県東部のこと。渥美半島の先端までを含む8市町村から成り立っています。 今回のツアーを案内してくれたのは、中部ガス不動産株式会社のみなさん。中部ガス不動産が運営する施設や地域の生産者の方々をめぐり、最後には訪問メンバーと東三河で活動する方々との交流会、「東三河食卓会議」を行いました。 今回は

          「つくる人」たちと共に歩む町。東三河食卓会議レポート

          【めぐるめくトーク Vol.3】農と土から考える日本の未来『農家はもっと減っていい』刊行1周年記念イベント

          農と食が巡り続ける優しい世界をビジョンに、地域のタベモノヅクリ(※)の持続可能なチャレンジの循環を目指して活動している、めぐるめくプロジェクトが贈るトークイベント「めぐるめくトーク」。 今回は、久松達央さんの著書『農家はもっと減っていい』(光文社新書)の刊行1周年を記念して、『土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて~』を出版している藤井一至さんとのトークセッションを開催しました。第一部では農家の久松さん、土壌研究者の藤井さんから見た日本の農業に関するトークセッショ

          【めぐるめくトーク Vol.3】農と土から考える日本の未来『農家はもっと減っていい』刊行1周年記念イベント

          山から村へとめぐる「水」が、食と暮らしの源野沢温泉村食卓会議 レポート

          2023年8月1日。めぐるめく事務局は、全国各地から多領域の食農に関わるメンバーとともに、夏真っ盛りの長野県野沢温泉村を訪れました。 長野県の北東部に位置し、日本有数の豪雪地帯として知られる人口約3,000人の野沢温泉村。冬には国内外から訪れるスキー客で村全体が賑わいます。また、温泉街に点在する13の外湯(共同浴場)は、江戸時代から続く「湯仲間」という制度によって守られてきた、村の人たちの共有財産となっています。 今回のフィールドツアーでは、野沢温泉観光協会長の河野健児

          山から村へとめぐる「水」が、食と暮らしの源野沢温泉村食卓会議 レポート

          ”持続可能”の意味と向き合う 八重山食卓会議 後編

          照りつく太陽が輝く7月下旬、私たちは沖縄県八重山(やいま)地区の石垣島を訪れました。今回の食卓会議も、めぐるめく事務局に加えて、全国各地から多領域の食農に関わるメンバーが現地に集いました。(前半のレポートはコチラで詳しくお伝えしています。) エメラルドグリーンと向きあうサステナブルツアー石垣島、2日目の朝は4時起き。2020年7月1日から毎日欠かさずアースクリーン(ゴミ拾い)を行っている縄文企画の「南の島の拾人(ヒロインチュ)」こと田中秀典さんにお誘いいただき、朝日を見にい

          ”持続可能”の意味と向き合う 八重山食卓会議 後編

          “持続可能”の意味と向き合う 八重山食卓会議 前編

          照りつく太陽が輝く梅雨明けを迎えた7月初旬、私たちは沖縄県八重山(やいま)地区の石垣島を訪れました。今回の食卓会議も、めぐるめく事務局に加えて、全国各地から多領域の食農に関わるメンバーが現地に集いました。 訪問した八重山(やいま)地区とは、12の島と多くの無人島で構成される沖縄県の石垣市・竹富町・与那国町の一市二町のことを指します。なかでも、石垣島は温暖な気候と雄大な自然が特徴的で、東京から直行便が出ている人気のエリアです。 今回の案内人は、石垣島・嵩田地区で『ポトリ果マ

          “持続可能”の意味と向き合う 八重山食卓会議 前編

          スーパーローカルからつながろう、世界を広げよう。北海道の食と農を考えるトークイベントat 北海道ボールパークFビレッジ

          「日本の食糧基地」と称される北海道。農業・漁業・畜産業の持つポテンシャルもさることながら、新しいスイーツブームの発信やワイン製造の特区認定など、多彩な食の取り組みが進んでいる地域です。めぐるめくプロジェクトは2023年5月23日・24日にかけて、この壮大な土地に赴き「北海道の食と農を考える」をテーマにしたトークイベントを開催しました。 会場となったのは、北海道北広島市に2023年3月にオープンしたばかりの「北海道ボールパークFビレッジ(以下、Fビレッジ)」。日本ハムファイタ

          スーパーローカルからつながろう、世界を広げよう。北海道の食と農を考えるトークイベントat 北海道ボールパークFビレッジ