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適度な負荷が成長の種となり、その積み重ねでタフになる

タイ チェンマイ在住のmegです
海外生活1年半を経て、大人になってもこんなに成長実感ってもてるのか!という自分自身の喜びは前回書いてみたのですが

こどもを通しての学びもとてもとても大きいので今回はそのことを
実は我が家の4人の兄妹は1年半通ったインターから転校し、ちょうどこの7月から新しい学校のsummer campに行っています
この環境の変化から改めて気づいたことがたくさんあったので書いてみたいと思います


日本人学校という選択肢のないチェンマイへ

タイ国内にはバンコクとシラチャに日本人学校があり
特にバンコクの日本人学校は2,500名ほどの世界一の規模だと聞きました
一方、私たちの住むチェンマイには日本人学校はないのでインターナショナルスクールに行くことになります
長男は3年生、次男は1年生の途中で大阪の公立小からチェンマイにきて、インターナショナルスクールに通い始めました
ちなみに三男は3歳できたのでナーサリークラス、末っ子長女は2歳になってからプレナーサリークラスに通いました(それまではシッターさんとタイの保育園にお世話になっていました)

なにもかも違いすぎる学校生活

はじめに通ったインターナショナルスクールは日本人サポートの先生がいらっしゃることもあり日本人の生徒が多い学校でした
各学年に日本人が数人はいるような状況なので、特に英語の準備が完璧だった訳でもない長男次男は日本人のおともだちに教えてもらいながらの生活
これはチェンマイでの学校生活のオンボーディング環境としてはとてもありがたいものだったなと思います

教科書もなく、日本の小学校のような机もなく、とにかく水筒だけ持っていけばよかったし、送られてくる写真はだいたい床に座っていました
宿題も多い訳ではないのですが、長男小3が持って帰ってきたホームワークに

「fact」と「opinion」に分けてみよう

というものがあり、私なんか仕事をし始めてから事実と解釈に分ける訓練したなぁ、いま学べるのか!いいな!と思ったり
当然ですが算数の文章題も英語で書かれているので、私がわからない
Google先生に翻訳してもらってもわからない
ってことも何度もありました

慣れた頃に「転校してみたい」と言った小3次男

兄妹4人バスで行って帰ってきてくれて、私もリズムを完璧に掴んできた1年ほど通ったタイミングで、まさかの次男からの転校してみたい発言
長男と次男はインター校同士のサッカーの練習試合に出ていたので
その会場となる他のインター校にたくさん行っていました
私も応援とお迎えに行っていたので、学校の雰囲気、サッカーチームの強さや先生の人数、施設の充実度などは一緒に見ることができていました
チェンマイにあるインターのほとんどに一回は行けたかなと思います
これが他を見るいいきっかけとなった気がしていますが、長男次男から自分たちで選んでみていいかという申し入れがあり、英語苦手な私も転校の覚悟を決めたのです
学校選びの過程や情報収集をどうしたかはまた別で書こうと思います

インター校 転校2日目での「もう慣れた」宣言

転校2日目に、小5の長男は自分のお小遣いから15バーツのスナックを買って「めっちゃ美味しいのみつけたわ〜」と帰ってきました
高校生かっ!って思ったけど
よくよく考えると異国の地で、異国の通貨で、母国語ではない英語で休み時間にお菓子を買うなんぞ、私が小5の頃には考えられんかったなと
なんという冒険を日々しているのだと思いました
初日には緊張していた次男も、2日目帰ってきた時には「もう慣れた、いけるわ!」と余裕な顔で帰ってきたし
こういう小さな自信の積み重ねが、あなたたちのタフさをつくっているのだねと、とても誇らしく思った出来事です

もう一つの学校としてのサッカークラブチーム

来てすぐ通い出したサッカースクールが彼らの気持ちの支えになっていると思うのでそのことも

英語が全然話せなかった時から通っているサッカーチーム
勉強ではなく好きなサッカーを通じて「英語で教わる」環境に慣れたこともよかった気がしています
1年半経った今はジェスチャーもいちいち大きいし、咄嗟の声がけも英語で堂々とできるようになったし、テレビで見ている試合はプレミアリーグだし

今じゃU12の練習に混ぜてもらって、2倍くらいありそうな大きさのお兄ちゃんたちの中で奮闘している長男10歳、次男8歳
ふたりも相当頑張ったけど、親もなかなか頑張ったし、毎回の練習に付き合ってくれる下二人にも感謝したい
みんなで粘り強く、コーチにもポジティブに声をかけてもらいながら、いい経験を積ませてもらっています

もちろん日本のお勉強全然足りてない気がするけど大丈夫かな、と心配も尽きないのですが、総じてどうにかはなるかなと思っています
熱も出さず大きな病気もかからず元気にいてくれているだけでもありがたいことで、それ以上に身体だけではなくメンタル的なタフさも手に入れていっているこの感じは、いいことばかりではない海外駐在帯同生活にチャレンジしてみたからこそ体感できたことだと、今は噛み締めています

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