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【動画公開】紅茶と、熱湯のススメ2。食いしんぼうエディターのつぶやき。

紅茶をおいしくいれるにゃあ、熱湯だろう。

と息巻いて書いたのが、前回の「紅茶と、熱湯のススメ。」

今日は動画も作ってみました。


おいしくいれるポイントは3つある

動画の前に、コツとなるポイントを3つお伝えしておきます。

1)茶葉の量 → 自分の好みの濃さを見つけるために

2)熱湯   → おいしさを余すところなく抽出するため

3)ジャンピング → 茶葉をゆったりと開かせるため


では、動画をどうぞ!


ポイント解説

1)見た目の茶葉の量を知っておく

紅茶の茶葉は、製法によって細かさが大きく違っています。

◎細かいもの:早く成分がお湯に溶け出すので、同じ時間でも濃く入りやすい。

◎葉が大きいもの:じわじわと茶葉が開き、ゆっくり成分が出ていくので時間をかけて抽出するとおいしい。

というように、味わいの出方が違ってきますし、何より同じ重さであっても、見た目の量が違うのです。同じスプーンで1杯計りとっても、重さは1gほど違ったりすることもあります。

だから茶葉の重さと見た目のバランスを知っておくと、どんなお茶で入れるときも自分の好みの量を計りとれるようになります。

2)熱湯で入れる!

前回の話で書いた内容です。大きな泡がボコボコたつくらいにお湯を沸騰させ、お茶を入れるポット(茶こしつきマグも同じ。もちろん、マグカップとティーバッグで入れるときも)をあらかじめ温めてから、お茶を入れます。

緑茶のように茶葉がやわらかい場合だと、沸騰したお湯をそのまま入れては熱すぎて、苦味や渋みが強いお茶になってしまいます。が、紅茶はいい意味でお構いなしに、アッツアツのお湯を注いでください。

ポットに入れるとき、茶葉が先か、お湯が先か?

マイルドなお茶が好きな方はお湯が先。渋みのキリッと出たお茶が好きなら、茶葉を先にするとよいでしょう。これはお湯の対流や熱で茶葉に揺さぶりをかけて、渋み成分をより多く出させるためです。

3)ジャンピング

お湯の対流によって、茶葉がポット内で上下に動くことをジャンピングといいます。葉が開いたり、お湯の中の酸素が葉についたり、またお湯を吸収して重くなることを繰り返すので、茶葉が浮いたり沈んだりします。

充分にジャンピングして茶葉が開くと、深いコクや茶葉の甘み、旨みを存分に抽出できるというわけです。

お湯の対流は温度差が決め手なので、ポットが冷たかったりお湯の温度が低いと、充分にお茶の葉がジャンピングすることができず、いまいち物足りない味になってしまいます。今まで温度を気にしなかった方は、ぜひガンガンに沸騰したお湯で入れて、存分にジャンピングさせてあげてください。

「!!!」と思う、おいしい紅茶が入るはずです。


最後に

この3つで、茶葉のポテンシャルを充分に引き出した、味わい深い紅茶が入るはずです。

さて、今回はお湯と茶葉の量や、茶葉を蒸らす時間については触れませんでした。これは結局、自分の好みになるからです。最初の1回はパッケージの表示通りに入れてみて、あとは好みで加減してみてください。

自身の例で恐縮ですが、私はストレートで飲むなら薄味派。250mlの耐熱グラスのタンブラーに、2gの茶葉を入れ、5分蒸らして飲んでいます。割と薄めで、抽出時間も長めにしたのが好き。その上同じ茶葉で、2杯目もいれます。

が、ミルクティーは濃い目に入れたお茶に30ccくらいの牛乳を注ぎ、お茶も濃いけど牛乳もたっぷり!な味にするのが好きなのです。

だから茶葉の量や蒸らし時間に、正解はないと思っています。

ぜひ細かく試しながら、自分のお好みの味を見つけてください。


思いっきり熱いお湯で入れた、静岡産の和紅茶を飲みながら。

お茶の葉にためられた繊細な甘みを感じる、おいしいお茶です。

興味がある方はこちらから注文してみてください。→ 清香園茶舗

あなたのお茶ライフが楽しいものになりますように。



気に入っていただけたら、ぜひスキ❤︎をお願いします。

旅人フォトライター ×   食いしんぼうエディター ウエミチメグミ

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