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財務諸表ってなに⁉︎

「財務諸表」や「決算書」って聞くけど、
それって一体なに⁉︎

今さら勉強する気もないし〜という方へ
財務諸表 + αの抜粋です (^。^)

簿記や管理会計を勉強した時のノートを加筆修正しました。

お金の計算であった方が良い知識の1つです!

これを見ても⁇?かもしれませんが、
何となくどんなものかは分かるのでは⁉︎


財務諸表
企業の経営成績や財務状況を報告するための決算書類

決算書を読み解くことで、会社の経営状況が見えてきます。
株を買う時の目安にもなります。


財務3表

①貸借対照表・・・安全性(資産、負債、総資産)

②損益計算書・・・ある期間の収益性(収益、費用、利益)

③キャッシュフロー計算書・・・キャッシュの流れ、収益性、将来性

会計は3つの種類
財務会計、管理会計、税務会計


<貸借対照表> B/S 

企業分析において最も大切な決算書
バランスシートの左右は必ず一致する

左)資産・・・お金をどう運用したか

右)負債と純資産・・・お金をどう調達したか
負債:ある時点で返さないといけないお金
純資産:返さなくてよいお金


<損益計算書> P/L

収益から費用をひいて利益算出の繰り返しをした評価

*5つの利益
売上高(本業で得た売上)-売上原価(売れた分・仕入額)=売上総利益(粗利のこと)

売上総利益―販管費=営業利益(本業からの利益)

営業利益+営業外収益(本業以外)-営業外費用=経常利益

経常利益+特別利益(一過性)-特別損失―税金等=当期純利益
※この当期純利益から配当引いた額が貸借対照表に積立てられる

P/Lのチェックポイント
売上高が去年より増加しているか
・売上原価率=売上原価÷売上高
・売上粗利率=売上総利益÷売上高
・営業利益率=営業利益÷売上高
・純利益率=純利益÷売上高 → 配当に影響

重要な指標

自己資本比率(純資産比率)=純資産÷資産 
 中長期の安全性、高い方が安全

流動比率=流動資産÷流動負債 
 短期的な安全性

当座比率=当座資金(すぐ現金化できるものー貸倒引当金)÷流動負債

手元流動性=(現金+預貯金+すぐ売れる資産)÷月商
→緊急時にどれだけの資金調達能力があるか、何か月分の余裕があるか
(資金が1番少なくなる給料日に1か月分以上は必要)

ROA
(資産利益率)=(純利益÷売上高)×(売上高÷資産)= 売上高純利益率÷資産回転率
投資効率・・・高い方が良い

ROE
(株主資本利益率)=(純利益÷売上高)×(売上高÷資産)×(資産÷純資産)= 純利益÷純資産                       
資産÷純資産は自己資本率の逆数…財務レバレッジ
ROEはROAに財務レバレッジをかけたもの


<キャッシュフロー計算書>

会社の資金の流れを明らかにしてくれるもの
お金がどれだけ入り、どれだけ出ていき、手元にいくら残ったか

利益とキャッシュフローは違う
利益が多くてもお金を得ているとは限らない      → 売掛金が多いのは注意

利益があってもキャッシュがまわらないと、黒字倒産となる!

損益計算書の純利益を引き継いでお金の動きを明らかにする

営業キャッシュフロー
減価償却は費用ではマイナスだが、実際お金は出て行ってないので足し戻す
入金してない収益は差し引く

*減価償却とは、資産となる物を購入した時に数年に分けて経費計上すること

投資キャッシュフロー
会社の未来に使っているお金
有形固定資産 > 減価償却費でないと事業維持難しい
長期保有目的 → すぐに現金化は難しい
プラスになっていたら資金繰りに困って設備を売っている可能性がある

財務キャッシュフロー
資金調達、株主還元、債務返済
債務がない、または同額の時は株主還元でマイナスになるのでマイナスが健全
プラスの時は借入金が増えている
借入金返済、自己資本率UP

※キャッシュフロー経営
キャッシュフローの源泉となる利益をしっかり確保しながらキャッシュフローをプラスにしていく
営業キャッシュフローで稼ぎ、範囲内で投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローをマイナスにする
会社はお金を稼ぐだけでは強くならない、使うことで強くなる


今月は簿記の試験の月ですね。
受験される方は頑張って下さい!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡

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