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大人になってから自分を変えることの難しさ

変わるとは、そうなるための行動の積み重ねだというのは誰もがわかっている。

結果の優劣は無意味なのにも関わらず良いか悪いか、上か下か、人間をジャッジしていると行動することが怖くなる。


上下ではなく横であり点なのだと腹落ちさせるには、自分に複数の取り組みを用意しなければいけない。

何年もやってきたクセというのは、それほど手強いのだ。


優れている人を見るときは『羨ましい』『悔しい』という目で見る。

出来てない人を見るときは『自分はまだマシ』『ああはなりたくない』という目で見る。

そうするように育ってきた私たちは、どんなに頑張っても無意識に思考が上下で分けてしまう。


これは子育ても同じで、人それぞれという境地になるのは簡単ではない。

いつでも基準の境目を行ったり来たり

誰が作ったかわからないような基準を気にして大事に持っている。


それは染み付いている価値基準だからもう仕方ない。

根本から考え方を疑う意識で『えいやー!!』と突入しないと、自分を作り上げてきた価値観を変える(新しいものを取り入れてバランスを変える)事なんて出来ない。

そのためには正しい知識も必要だし、今がその時だという行動のための “きっかけ” も必要。


さらに始めたそれを持続させるには、心と向き合う技術(を習得するための訓練)や柔軟な発想力が必要だ。

あと素直さも。


ハァ…この辺でまず1回ため息が出るよね…。


ゴールが無いからやる気も無くなる。
だからこそ続けた人と差が出てしまう。


続けるためには
2つの重要なことがあると私は思っている。

1つは希望(目的)を持てるかどうか、っていうか希望を持っている事を思い出せるかどうか。

もう1つは『やると決める』という事の感覚を掴めるかどうか。


私はめちゃめちゃ大変だった。
でもやれば変わる。


まず自分が変わり、それに共鳴するかのように周りが変化していく。
その変化をキャッチした自分がまた変わるという好循環が生まれる。


変わり始めた実感が自然と希望を見つけ、続けている内にコツを掴み上手になってくるから、さらに好循環が加速する。


自分と向き合うことは地道な遠回りのようで実は覚悟を持って始めることが一番の近道だ。



3年前までの私は

母を許せず
自分を好きになれず
周りの目を気にしている割には
見下していた。


資格を取ったら認めてもらえるはず…
役に立てば受け入れてもらえるはず…

それなのに何で私だけ…
どうせ私は…


旦那の事も嫌いだし
息子は不登校で荒れている状態。

母を憎みママ友を妬んで
社会のせいにして
自分の人生を悲観していた。


今は自分のことがとても好きだし、息子のことが好きすぎて困っている。

息子は通信制高校でゆっくり動き出しているところだ。
世間で言うと少数派だろうけど、息子の成長や葛藤を見ているとそこには大きな希望がある。



旦那さんは話をしたいと思える人に変わった。
以前は絶対に相談なんてするものかと思っていたけど、今では意見を参考にさせてもらっている。

母のことは相変わらず好きではないが、私の感謝や不満を素直に出せるようになった。


ずっと専業主婦に後ろめたさを感じていたけど、大切な時間を過ごせているのだと今の幸せに気付いた。

そうしている内にやりたい事が見つかり活動が広がっていき、シェアオフィスの個人ブースを借りるまでに1年も経っていないというのが我ながら驚く変化でもある。

現状はそこまで変わっていないのに、私の毎日は大きく変わっている。

ふとした事にありがとうと思いながら、自分と向き合う事は私のライフワークとなった。


覚悟を決めたのは40歳を過ぎてから。
息子が不登校になってからだ。


決して簡単ではないけど
何歳からでも人は変われる。









もっともっとめげない力を高めて、読んで下さる方に少しでも貢献できるような記事を書いていこうと思います🍀\恩送り/いただいたサポートは、私も誰かの応援に使います🌈