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病を抱えて暮らす

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何かと病気がちな日々のまとめ
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わたしの命は誰のもの?

わたしの命は誰のもの?

健康には人一倍気をつけていた私だが、残念ながら早期発見にはいたらなかったがんを抱えて生きている。初期治療も終わり、今は経過観察中の身。

ふとした時に再発やもしもの最期が頭をよぎる。
あとどれくらい生きられるだろう。
もちろん誰にもわからないことだけど。

夫は元気に長生きするかな?
子供の成長はできれば長く見守りたい。

障がいを抱える我が子の成長を長い目で見守るつもりだった私のライフプランは、

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年末にエンディングノート

年末にエンディングノート

年末の大掃除はその年の棚卸しのようなものだ。
きれいに整えてその年を振り返り、新しい年に目を向ける。

年末にエンディングノートを自作した。

癌になる前から私は何度かエンディングノートを作っている。
最初は市販のもの。
次にハンドメイドのものを取り寄せて。
そして今年はCanvaを使って自作した。

▲セブンイレブンの小冊子印刷でプリントアウトした完成品がこちら

エンディングノートを自作した理

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子供に何か残したくて絵本を作った

子供に何か残したくて絵本を作った

1 がんになったので、我が子に絵本を作った

健康には気をつけていた。
子供に病気や障害があると分かった時には、「親が健康である」重要性をより意識するようになった。

職場のがん検診も人間ドックも、気になる症状があったときの医療機関受診もしていた。けれど残念ながら早期発見にはならなかった。

現時点で余命宣告を受けたわけではない。
ただうっすらと「長く生きられないかもしれない」との思いが脳裏をよぎ

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30代がんAYA世代の脱毛とウィッグについて

30代がんAYA世代の脱毛とウィッグについて

抗がん剤の副作用によって髪が抜けたので、久しぶりにウィッグを購入した。
私はもともと日常的に使う頻度は低いものの、ファッションウィッグに慣れていたタイプの人間だ。

自毛があった時との差もあったので、これから似たような状況になる方のために、まとめておきたい。

普段からファッションウィッグを使う友人知人とがんAYA世代の他の方、がん関係の医療従事者からの助言もまとめたので、とくに「ウィッグ初体験で

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大人の入院 持ち物リスト

大人の入院 持ち物リスト

大人の入院について

自分の手術入院約2週間の際に、あれこれ準備したものをリスト化します。

コロナ禍で面会はなし。予定入院だったため事前に準備ができており、途中家族に物を持ってきてもらうことは一切ありませんでした。
「下着は多めに。痛みがとれて洗濯機まで自力で行けるようになるまでは洗えないので、多めに」「ペットボトル飲料をダース単位で持ってくる人もいます。術後は自販機遠いし、値段高い」と看護師さ

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