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#海外文学のススメ
今日も、読書。 |書籍修繕の世界 〜”もうひとつの物語”を読む〜
今回は、傷んだり壊れたりした本を蘇らせ、後世まで読み継がれるための手助けをする、「書籍修繕」の世界。
「修繕を依頼する本って、どういう本だろう?」と考えたら、それはきっと、その人の人生に密接に関係する、パートナーのような本なのだろう。所有者の人生に深く関わっているからこそ、そこには特別な物語がある。
その本に印刷されている、文字によって紡がれた物語の外側に、その本と所有者との物語が存在する。そ
今日も、読書。 |最初の短編に、すべてを持っていかれて
短編集の、はじまりの一編。
その一編にすべてを持っていかれて、そのまま最後まで、転がり落ちるようにして読んだ作品。
今回は、サラ・ピンスカーさんの『いずれすべては海の中に』をご紹介。
何年も読書をしていると、”慣れ”のためか、並大抵の設定では、驚かなくなってくる。
設定だけを見て、「この作品は気になる……!」と思わず手が伸びてしまうことは、あまりなくなってしまった。
ところで、本作『いず
今日も、読書。 |現実とファンタジーを、”装丁”が結ぶ
本の世界に入って冒険したいと、願っていたあの頃。
幼い頃に本書を読んでいたら、自分の人生の核となる、最も大切な作品になっていただろう。
もちろん、大人になった今読んでも、心を震わす物語だ。
幼い頃に『エルマーのぼうけん』が好きだったあなた。
本の世界を旅するような読書体験をしてみたいあなた。
ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を、ぜひ読んでみていただきたい。
ミヒャエル・エンデ|は