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2020/01/08 ←これも2021⋯⋯

 終日在宅の日。妻も在宅。二人とも在宅になるのが緊急事態宣言という感じがする。朝から走る。小さな達成感。走るとなんというか、イライラが抜けていく気がする。会議やら打ち合わせやらちょっと作業やらをしていると時間が過ぎていく。予定外のに突然呼ばれたりするといつも何事だろう、とソワソワするのだけど大抵のことは大したことではない。

 そういえば長女の小学校が始まった。始業式。次女も保育園登園。すぐ帰ってきたけど。

 今日も東京は2300人越えで止まるところを知らずという感じなので、先日買ってきた「8割おじさん」の本を読んでみようと思った。というわけで、西浦博・川端裕人『理論疫学者・西浦博の挑戦-新型コロナからいのちを守れ!』を読む。

 日本に感染者が出た時点で既に武漢の感染者数は公開されてる情報以上に存在しているという推計をしているところから始まり、統計的なシミュレーションがいかに友好かつ有益かがわかる。データと統計的な推計がいかにパワフルなものであるかは疑いないと思うのだけど、最悪の事態をシミュレーションし、そうならないように対策をしてきたことが、予想が外れているとか、大袈裟すぎるとか、的外れな批判に晒されている様子はなかなかしんどい。お役所との役割の線引や、世間とのコミュニケーションなど、本来ならば余計な仕事まで次から次へと湧いてくる中で、非常にタフな仕事だ。少なくとも、外出は控える程度のことは協力できるのでなるべく家で過ごそうと改めて思った。

 続いて『バベルの図書館 28 アラルコン』を読む。スペイン文学とのことなのだけど、落語の『死神』を思い出すようなお話。スペイン文学に詳しいわけでもなんでもないけど、『ドン・キホーテ』と言い、これと言い、語り手=作者が読者に呼びかける、みたいな現実世界と小説世界が作者を通じて地続きになっている感じのが多い気がする。その上で、作中では色々不思議なことが当たり前のように起きていくのだけど。

 ラーメンの一蘭がいらっしゃいませの代わりに「幸せ〜!」と挨拶するようになったというのをtwitterで見た。気持ち悪い。幸せ〜!



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