見出し画像

【経済】「とにかく跳ねていたい」トランポリン製造老舗、三代目社長インタビュー

「地上に居たくないんですよ」

トランポリンで跳ねながらそう話すのは、トランポリン製造一筋300年の老舗、株式会社バッタの三代目社長、不動文鎮さん(26)。世界一のトランポリン会社へのし上がった若社長の素顔に迫った。

屋外で新製品をテスト中、跳ねすぎてマンションの2階辺りまで飛び、2階に住む着替え中の女性に悲鳴を上げられ、通報されたことも。

「警官に、そこまでして覗きたかったのかと問い詰められて、間違えてハイって言ってしまったんですよね(笑)」

その時完成したのがトランポリン界空前のヒット作である「NOZOKI」だ。その後2階に住んでいた女性と結婚。今でも変態のぞき野郎と呼ばれているという。

また、あぐらをかきながらトランポリンで浮遊していたら、信者が集まってきて拝み始めたので、そのまま社員として採用したと言う。長髪で髭も長い風貌が功を奏したのだろう。

「とにかく跳ねていたいので、靴底にもミニトランポリンを付けてます。浴槽の底やトイレの便座カバーもトランポリンです」

かつて屋内でテスト中、跳ねすぎて天井を突き破った事から、居間には天井にも下向きにトランポリンが設置されており、床に置いたトランポリンと併用し、上下に跳ね続けるのが日課だ。

「新築中の家は、巨大な電動トランポリンの上に建ててますので、家ごと跳ねる予定です」

最期はトランポリンで大気圏に突入して燃え尽きたいと話す不動社長。若きエースの躍進、いや跳躍はまだまだ続くだろう。


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

※すべての記事に関しまして、真剣に読まない様、よろしくお願い申し上げます。