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将来の道に関する悩みや迷いって"風呂場"で簡単に解決できるんだ(笑)

「次」は何をしたらいいのだろう?

去年から新しいゲーム制作ソフト(unity)を用いて、今年ゲームを販売した。

大きな企画を一つこなすと、新しい類似企画(3Dホラーゲーム)が浮かぶ一方、気持ちの上で大きな穴もあく。焦りというべきか。

  • 何を世の中に出したいかが出てこない。

  • 暗黙シリーズを出したいと思っているが、出てこない。

  • 他にもやらなければいけないことがあるが、やろうと思ったら手が動かない。頭が停まる。

自分が自分にわがままを言って、混乱状態に陥っていた。
何も出てこなくて迷いしかない。迷いが出ると逃げたくなる。

相撲を見たり、blenderモデリングノウハウ動画を見たりと、いたずらに時間が過ぎていく。

1日が過ぎた。
「今日こそはやることを絶対立てる」

意識して自問したものの、気づけば昨日と同じ行動をとっていた……。

風呂場で浮かんだ自己オファー

風呂に入った。風呂は基本、体の免疫を上げるために必要な休息だ。温かい湯船、一人きりの空間、全裸でつかる気持ちよさ。

気持ちいいと、脳もだんだん気持ちいい妄想が浮かんでくる。

※体のみならず、心の免疫も高めているのだろうか?
免疫が下がると、自分を下げる言葉・想像が次々生じる。

気持ちいい妄想の一つとして、インタビューを受けている自分が浮かんだ(笑)。ニコ生に出演して、視聴者や参加者から質問をいただき、答えている姿も浮かんだ(大笑)。

風呂場での気持ちよさをここで記すと、先日書いた「恥と思っている自分」にこっぴどく叱られそうだ。

※恥と思っている自分はこちらを参照

「それを述べてる自分が気持ちいいし、聞いている相手も気持ちいい」前提の一人語りこそ、僕にとって定期的に訪れる快楽だ。気持ちよい妄想というべきか。

「それ」の内容として

  • 現在制作中のゲームにおいて「なぜこの物語にしたか、テーマは何か、演出はどういう狙いでやったのか」裏側側面

  • 身近にあるものやこと、情報にはどういう裏側や仕掛け、戦略が詰まっているかを考察しながら、べりべり丸裸にしていきながら、応用できないかを考察していく一人語り

今あなたが読んでいる記事が、僕にとっての妄想を具現化している状態だ(読みやすいよう、いろいろそぎ落としているが)。

風呂上がり、僕は自分が語った内容を書きとった。普段はやらない。

2日以上たっても、何も浮かんでこないんだ。
何がヒント、予想外の展開になるかわからぬ。

気持ちいい妄想の一部分を書きとっていると、次の言葉を自分に投げかけた。

一人生き様語り(=心地いい妄想)を実際の企画にしちゃえばいいんじゃね?

自分あてのオファーと言うべきか。気分がすごく浮いた。人生の進路にて迷っているときに生じる「あれでもない、これでもない」がすっと消えた

「そうか、最初から自分の脳内を現実化すればよかったんだ」

もちろん、妄想の具現化には覚悟がいる。得るものもあれば、得られない/失うものもあるからだ。それを拾うなら、他は捨てていい(一部は重要であっても!)覚悟がないと、現実化は絶対できない。

僕はすでに拾う/捨てるを経験している。ゲーム制作という形で。

ゲームを作って失うもの(利益、時間、付き合いその他)もいろいろあったけど、得られる大きな喜びもあった。
そもそもゲームを作るときも悩みがなかったかと言えば、今と同じ悩みがあった。

ゲームを作るには莫大な時間と学習、色々なモノ(イラスト、BGMその他)を作る必要がある。フリー(借り物)でもいいのだが「自分の」ゲームを作るなら、自分で創り上げる素材が必要となる。

時間をとるため、ほかの仕事に使う時間、休息にあてる時間、お金、人付き合い、その他もろもろを削らなければならない。

わざわざ削って(=損を出して)まで「自分の世界観を具現化する」作業は必要だろうか?

問いかけながらも「ゲームを作ったら、どれだけ自分の人生が広がるか、未知数でわからない。試したい」気持ちもあった。

僕を動かしたインスタフォロワーの一言

ゲームに関するつぶやきをしたとき、インスタフォロワーが述べた。

「せんちゃんのゲーム、楽しみにしてる」

この一言で僕は決心した。
「よし、作る」

やるかどうかは別として、期待している人が身近にいるから。

そこからは早かったし、自分で自分を止められない体験もした。予想通り失ったモノもあったが、上回るほど得たスゴさもあった。

「自分の脳内にある世界観って、こういう物語になっているのか」

自分の世界観が形をもつ。おまけに自分のゲームを有料販売した時、買ってくれた人がいる。

「恥ずかしい」思っている僕にとって大きな恐怖がかなった瞬間であり「恥ずかしくない」思っている僕にとって、新しい冒険の始まりだった。

ゲームを作っていた時点ではまだ言語ではっきり表現できなかった。だからさまよっていたし、悩んでもいた。今、しっかりと言語化できた。

人生の進路で悩む原因は

自分の脳内にある「豊かな妄想現実化」を拒んでいた姿勢にあった。

豊かな妄想現実を明らかにするため、一つ問いを立てる。

なぜ僕たちはこの世に生まれたのか。
それぞれの真理を追い求めるためだ。

なら真理とは何か。

僕の場合、自分の脳内にある「豊かな妄想」を形に起こしていく生き様を真理と定義する。真理において最重要単語は豊かな妄想だ。

豊かな妄想とは三方よし「我よし、あなたよし、周りよし」をもたらす自分の言動だ。

自分だけではだめで、自分の中にいる妄想の住人(自分とは違う誰かさん)も喜んでいる状態、そして社会がどういい方向に動くかを適当に決めたうえで、自分が心地いいと感じる妄想をする。

先人はすでに気づいて、本にも書いてある。ただ先人が言語化できた言葉を、僕は今日まで言語化、身をもって理解できなかった

身をもって理解できぬ以上、名言はただの言葉にすぎぬ。
今、できた。単純な言葉を表へ出すのに20年以上かかった。

あなたは今、ついている。僕が20年以上かかった答えを今、あなたは知ってしまったのだから。

ただ、体で理解できるかどうかはわからない。
言葉は入り口であり、体で理解できた後は出口(=自分が長年言葉で表現したかった現象を、わかりやすく言葉で表現できる状態)にもなる。

今まで悩み、何とかして解決したいともがいていたからこそ、風呂を通して自分を振り返った結果、答えとなる言葉を引き出せた。

そもそもここからが始まりだった。

風呂は最高の自分を映し出す、最善の環境かもしれぬ。


支援していただきありがとうございます。支援は僕の作品作りを含め、子供へのお小遣いや楽しいことに貢献します。ありがとうございます