切ない歌声に胸がキュっとなる! - ホリー・コール
こんにちは、Megです。まだでしたらぜひぜひ、聴いて欲しいアーティスト、Holly Cole (ホリー・コール)です!ポッドキャストは一曲紹介がコンセプトなんですが、彼女の場合そんなのは到底ムリな話で…。
↑(Spotify以外にもApple Podcasts・YouTube・Amazon Podcastでもお聞きいただけます)
ということで数曲を「うーん」と唸りながらピックアップするのですが…、うーーーん。
とりあえず、まずは有名どころから…。
”Calling You”
ね?切なくなりません?心臓がキュッと。何度ホリーの歌声に涙したことか。
“My Foolish Heart”
Love(愛)とFascination(魅惑)は区別がつきにくいけれど違うもの。騙されやすい「私の心」に「今回は本当に愛なのよ」と語りかけます。恋愛中の人にはグッとくる一曲ですね。
Tom Waits の “I Want You” のカバーです。
“All I want is you.” シンプルに心に響きませんか?
“I’m Gonna Laugh You Right Out Of My Life”
「一曲選んで」と言われたら(とても難しいけれど)これかな、っていうくらいすごく好きな歌です!心がキュッ~となります。「あなたなんて笑い飛ばして私の人生からおさらばよ。友達が残酷な噂話をするのを聞いたら、ユーモアたっぷりに美しいジョークに仕立て上げてやる。あなたが私の心を粉々に砕いたことなんて誰にも気づかれないように。でもね、あの「さよなら」が本当だったってわかったら笑いすぎて、涙が出ちゃうわ…。」
他にも、
“On the street where you live”
ミュージカル “My Fair Lady” の楽曲です。ニューヨーク時代、何度聴いたことか…。
“Shiver me Timbers”(これも Tom Waits のカバー)
あぁ、切なすぎる…。
とか、まだまだ好きな曲がいっぱいで、どうしましょう?!これはもうぜーんぶ、聴いてもらうしかありません!飲み会で話し始めたら朝まで帰してもらえませんよ、飲めないけどしらふで語り倒します、笑。
と、Holly Cole の切ない心情の語り手としての凄さを力説しちゃいましたが、今回のポッドキャストで取り上げたのは実はポジティブな曲でした!
“I Can See Clearly Now”
ニューヨークから帰国して自分から望んだ専業主婦というタイトルを獲得した10年前、それはいわゆる社会的なポジションやタイトル、キャリアを手放すということでもありました。それまでずっと都会で猛烈に働くライフスタイルがガラリと代わって、田舎の「おかーさん」になった。望んでそうなったとはいえ、あまりの変化に戸惑い悶々とする時も正直、ありました。子供の成長に寄り添いながら、親との残された時間を大切に過ごしながら、そんな贅沢な時間の中でも「自分は何がしたいのか」とか「何ができるのか」とかぐるぐる考えて。
結局、その時その時を丁寧に生きようと。そうしているうちにタイミンングが、波がやってくるさと。そうやって身を任せて自分なりにできることをやってきました。そして、clearly(はっきりと)とまではいかないにしても、ちょっと動きが出てきた時に聴くと…いい!“Nothing but blue sky” と歌詞にありますが、目を閉じて聴くと青い大空が広がります。
あの時もそんな心境でした。
この時も。
自分を信じてたゆたう波に身をまかせるのも、ありですね。
ブログ Meg for Life でも Holly Cole を特集しています。ディスコグラフィーにも焦点を当てていますので覗いてみてくださいね。
Holly Cole(ホリー・コール) ウェブサイト https://www.hollycole.com/