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苦手であっても

マルチタスクが苦手だ。

このことに気づいたのは本当に最近である。

マルチタスク (multitasking) は、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することをいう。

これが本当に苦手なのだ。

自分のペースでマルチタスクを行う分にはできる。やることを整理する余裕があればそこまで大変ではない。紙に書いてこれからやろうと決めればできる。日常生活において困ったこともないのだ。

しかし、やることに追われてしまうとなにから手をつければいいのかわからなくなる。プチパニックだ。

こういった現象に気づき始めたのは、秋頃のバイト。理由が分かったのが最近。いくらやっても慣れることなく、しんどいと思っていったところに、性格によってマルチタスクを苦手とすることがあるということを知った。

自分の中で納得いく部分もあったが、正直悔しいという気持ちが大きい。

大好きな仕事が、自分の満足のいく形でできないのは性格のせい。という免罪符ができてしまったからである。

周りと比べても自分ができないことがおおすぎる、と感じることがたくさんあった。追いつけるよう、努力しようと思うこともあった。それでもやっぱり、自分ではできないといった結論に落ち着いたのだ。もとからそういった性質であり、どうしようもないのだ。

四年間、今自分がやっているアルバイトを続けられる保証はない。自分の限界を感じて辞めてしまうかもしれない。やることのほとんどにマルチタスクを求められるこの職場で、努力し続けられる自信はない。が、自覚が出来たということは、自分の中で対策が出来ると言うことだ。

苦手、ということにとらわれず、自分の出来る範囲でトライしていきたい。

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