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3分で確認!! 本日の医療ニュース 2023/07/07号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方に向けて“ささっと”情報をお届けしていきます💊

本日は最下部の【おまけ】コーナーにて、最近私が読んだ本で「紹介しきれていないもの」を5冊まとめてご紹介しております📚
お時間ある時にのぞいてみてい下さいね😊


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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①【中医協】薬価差が生じない改定の在り方検討を  日薬連・岡田会長、「薬局や医療機関の経営原資は診療報酬で」


参照元↓



②医薬品ネットワーク加盟件数、6月末で計9172件に


参照元↓



③商品・販路に「多様化」の傾向も 求められる物販事業の早期構築

大手薬局が物販に注力している動きが注目を集めています。

背景として、調剤事業の収益減少が懸念されていたり、競争が激しいドラッグストアとの差別化を図る必要が出てきており、新たな収益の柱を育てるために事業を展開しているようです。

以前、日本調剤が通販サイトと店舗で、OTC薬PB「5COINS PHARMA」の販売を始めたことをご紹介しましたが、現在は薬局に向けた販売も開始して販路を拡大しています。

この他、冷凍自動販売機を設置し、冷凍カモ汁を24時間販売している薬局の取り組みなども紹介されており、それぞれ調剤事業以外での収益確保に向けた工夫が見てとれます。

記事にも書かれていますが、経営が経ち行かなくなくなってからでは遅いので、余力があるうちに新しいことに挑戦してみたいですね。


参照元↓



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①あゆみ製薬


②東和薬品


③本草製薬


④わかもと製薬



こちらは主な情報元のDSJPさんの運営するTwitterアカウントです↓

より早く情報を得たい方はこちらのアカウントをフォローするのがお勧めです(^^)



【その他のご案内】

①漢方のおはなし 〜月経周期を漢方で紐解く〜


古武先生と住吉先生による「漢方のおはなし」シリーズ第3弾、テーマは月経周期についてです。
第2弾の「月経前の不調」に引き続き月経をトピックに、ホルモンや体の変化について漢方との関連を踏まえながら勉強します。
実はぼんやりとした知識しかなかったからこれを機に復習したい!という方や、
現場で活かせる婦人科領域の知識を身に着けたい方へおすすめの講座です。

知識を整理することによって、新しい視点が見つかるかもしれません。
「奥が深そう! でも、なかなかとっつきにくい、、」
そんな漢方の世界に、この機会にぜひ一歩踏み込んでみてください!

皆さまのご参加お待ちしております。

アスヤクLIFE研修

セミナーの詳細とお申し込みはこちら👇




【おまけ】

本日は「最近読んだ本」のうち、まだこちらでご紹介できていないものの中から5冊ほどサクッと簡単にご紹介していきます📕

それでは早速いってみましょう!(以下、「ですます」調ではございません)


①『かか』宇佐見りん

うーちゃん、19歳。
母(かか)も自分も、もう抱えきれん。

痛みと切なさを描く20歳の才器、第56回文藝賞受賞のデビュー作。
19歳の浪人生うーちゃんは、大好きな母親=かかのことで切実に悩んでいる。
かかは離婚を機に徐々に心を病み、酒を飲んでは暴れることを繰り返すようになった。
鍵をかけたちいさなSNSの空間だけが、うーちゃんの心をなぐさめる。
脆い母、身勝手な父、女性に生まれたこと、血縁で繋がる家族という単位……自分を縛るすべてが恨めしく、縛られる自分が何より歯がゆいうーちゃん。
彼女はある無謀な祈りを抱え、熊野へと旅立つ――。
未開の感性が生み出す、勢いと魅力溢れる語り。
痛切な愛と自立を描き切った、20歳のデビュー小説。

ちょこっと感想👇

全体的に重い・・・。

物語を作っている中心は母親だが、母親の過去に囚わ続けている様子が見ていて苦しいのと、悲劇のヒロインになりきった「自分はこれだけ苦しんでいますアピール」がかなりしんどい。

自分はどちらかというと母親が発狂している最中、薄笑いを浮かべていたうーちゃんの弟の方に共感するタイプだと思った。

個人的には全然好きではない部類の作品だったが、世間的にはかなり評価の高い作品なので、世間と自分とのギャップに気付かされる作品。

自分もまだまだ共感力が足りないんだな・・・。

個人的おすすめ度:★☆☆



②『豊田章男』片山修

週刊東洋経済の人気連載の書籍化企画。

創業家の御曹司であるが故の葛藤、巨大企業の針路を決める重圧……、
知られざる逸話の数々から、その世界最大級の自動車メーカーを率いる男の実像に迫る
一気読み必至のビジネス・ノンフィクション!
トヨタという巨大企業のトップが日々見る風景、挑戦、葛藤を知ることで、
日本人ビジネスパーソンであることに誇りを持てるようになる1冊。

ちょこっと感想👇

トヨタファンじゃなくても豊田章男には惹かれるものがある!日本企業、カイゼンしていこうぜ!

言わずと知れた日本企業のトップオブトップに君臨するトヨタの前社長(現会長)に迫った本。

会社の尊敬する人から「面白かったよ」と教えていただいたので読んでみた。

創業家の息子ということが必ずしも有利に働いていたわけではなく、トヨタの中でもがいていた様子を見て自分ももっと頑張らねば!という気持ちにさせてくれる。

時代の変化に伴ってトヨタも変化を迫られるが、どんな時でも創業者の「豊田佐吉」の視点に立ち戻り、自分たちの行く道はここだ!と決断していく様子を見ているとやはりしっかりとした企業理念がある会社が長く存続する理由がわかる。

創業以来受け継がれてきた「豊田綱領」や、92年1月に「企業を取り巻く環境が大きく変化している時こそ、確固とした理念を持って進むべき道を見極めていくことが重要」との認識に立ち作成された「トヨタ基本理念」はトヨタのホームページにもしっかりと記載されており、社内だけにとどまらず一般の人々もその精神に触れることができる。

さすが日本のトップ企業!と思わされる最先端のものよりも、どちらかというと困ったときは「基本に立ち戻る」ということの大切さが学べる一冊。

広島県民としては本書の中でたびたび『マツダ』が誉められており、自分がマツダ社員でもないのになんとなく嬉しい気持ちになるのも高評価ポイント(笑)

個人的おすすめ度:★★★



③『小説の読み方』平野啓一郎

あの作品も、こう読めばもっと感動できる!

本書は、現代の純文学からミステリーまでの11作品を題材に、物語をより深く楽しく味わうコツを、人気小説家がわかりやすく解説。
小説を読んだ後、SNSで、作品の感想を書いたり、意見交換ができるようになる1冊です。
「冒頭で、私は、動物行動学者のティンバーゲンによる『四つの質問』を紹介している。
これは、文学に限らず、映画にも美術にも通用する問いであり、何かを鑑賞したあと、人とそれについて話をしたり、自分で感想を書いたりする際には有効な着眼点となるだろう」(本書「文庫版によせて」より抜粋)

ちょこっと感想👇

ほほぅ!こんな見方もあるのか!でも自分には無理だ(笑)

読書感想を書く際のポイントを知りたいと思って読んだ本。

小説を読み解くためのポイントが記載されていたが、「こんなこと考えながら読めんわい!」と自分の読書技術の無さを痛感させられた一冊。

小説は何も考えずに気楽に読んで自分なりの感想を書けばいいや!と割り切ることができたという意味では読んで良かったと言えると思う。

紹介されている作品の中でこの本の著者である「平野啓一郎」氏の『本心』という作品が紹介されていたが、この作品の設定に個人的に興味を惹かれたのでいつか読んでみようと思う。(さては『本心』を読ませるために作成された本だったのか?!)

個人的おすすめ度:★★☆



④『それでも僕は歩き続ける』田中陽希

人気テレビ番組『グレートトラバース3 ?日本三百名山全山人力踏破?』でおなじみの田中陽希が、旅の途中で綴ったこれまでの人生とこれからのこと。
驚異的な挑戦を続ける理由や、次世代をになう子どもたちへのメッセージが綴られます。

本書は「日本3百名山ひと筆書き」の旅の途中、2020年春から夏にかけて、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、山形県にて三ヶ月に渡わたる空き家生活を送る中で、リモートインタビューを通して語られた言葉をまとめたものです。

ちょこっと感想👇

子どもたちよ!「主体的に生きること」と「周りへの感謝の気持ち」の大切さはこの本から学びたまえ!

こちらも別の尊敬する方から貸していただいて読んだ本。

著者の「田中陽希」さんの半生を振り返りながら、自分自身の気持ちに正直に生きる「強さ」と「覚悟」と「充実感」がひしひしと伝わってくる一冊。

また、挑戦を通して出会ったファンの方への対応で失敗した経験などを振り返って「どうしてそうなったのだろう?」と深掘りし、そこから自分なりの答えを見つけて改善していく様子も赤裸々に語られており、一緒に成長しているような気分になる。

明治大学を卒業し、「アドベンチャーレーサー」という得体の知れない職業に就いた田中陽希さんに対して、安定した職業に就いた同級生たちから「生活が成り立つのか?」「安定した仕事に就いたらどうだ?」といった言葉を投げかけられるが、「そういうことじゃないんだ!」と言っている著者の気持ちに痛いほど共感できる。

人生山あり谷あり!どうせなら自分で道を選択し、後悔することなく楽しみ尽くそう!というマインドにも激しく共感。

人生を楽しみたい自分としては全体的に共感できた一冊。

個人的おすすめ度:★★★



⑤『世界一わかりやすいマーケティングの本』山下貴史

この一冊でわからなければ、マーケティングはあきらめなさい。
最新理論とキーワードで「売れる秘密」がわかります!マーケティングとは会議やプレゼンテーションの場だけに存在するのではなく、とても身近な存在なのです。

だから身近にいる大事な人のことを理解するように、買い手の気持ちを理解する必要があると思います。(「はじめに」より)

ちょこっと感想👇

読んでいて面白くはないが、知っていると効果的・効率的に仕事ができるのも事実!

個人的には「売るため」の「小手先のテクニック」的な本は好きではないし自分は使わない。

とはいえ、知識はアップデートしておかねばという思いから読んでみた一冊。

マーケティングということで、戦略を考える際の色々なパターンについて自動車産業をモデルにして解説されている。

読みながら、「本来はここまでしっかり考えるのが普通だよな」と思う。

新しい学びという部分は多くはないが(入門書なので仕方ない)、忘れていたこと(認知バイアスなど)や普段気にかけてないことに気づかせてくれる一冊。

ただし、やはり売るための小手先のテクニック的な部分の解説は「なんだかなぁ・・・」という冷めた気持ちで読んでいた。

個人的おすすめ度:★★☆



以上でございます!

いかがでしたでしょうか?

私は息切れしています!笑

まだまだ紹介しきれていない本が多数ありますので、またエネルギーがあるときに一気に解放させていただきますね(^^)

※「個人的おすすめ度」には「30代後半の妻子持ちサラリーマン」というバイアスが入っていることをご承知おきください。





本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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