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medien-lien初期メンバーにインタビュー~後編~

「井の中の蛙大海を知らず」をキャッチフレーズに、大学生が社会について考えるラジオ番組「ケロケロ見聞録」。ラブエフエムや西日本新聞社など、企業を巻き込みゼロから団体を立ち上げた4人のメンバーたちが社会という大海に出てどのように活躍しているのか、今のmedien-lienを見て何を感じるのか——初期メンバーとmedien-lienの未来について語ります。

~登場人物紹介~
さき:初代広報チーム長。現在は社会人。
とーこ:初代事務局長。現在は東京にて社会人。
もりぞー:初代番組編成長。現在は社会人。
おにちゃん:初代副事務局長。現在はデンマークのコペンハーゲンに研究留学中。今回はコメントでの参加。

井の中の蛙、大海に出る


―—medien-lienでの経験値が留学や働く中で活きている場面はありますか?——

とーこ:私はmedien-lienでやってたことをそのままやれてるなと思ってる!

とーこさん

会社では、マーケティングコンサルのプロジェクト内でデザイナーさんを含めたマネジメントをしていて。例えば、こういう管理にはスプレッドシートが便利だなってわかるとかスキル面で活かせていることもある。あと精神的な面では、クリエイティブなものを責任を持って世の中に送り出すという経験で身に着いた責任感とか何が何でも遂行するっていうマインドは役に立ってるかな。

みまさき:私はもともと広報ブランディング長でSNS戦略を考えていたんだけど、今働いているのもメディアやマーケティングをあつかっている会社。例えば、ある地方のワインをもっと多くの方に認知してもらうための企画やSNS運用の仕方を考えたり、今後ある事業を発展させるためにどのような関係者を巻き込んでいけばいいのか話し合ったりしていて。

medien-lienでは、ラブエフエムさんだけじゃなくて大学や新聞社さんを巻き込みながらどういうことができるか考えながらやっていた。その中で身に着いた「こういう風に人をつなぐんだな」という事業を大きくしてく時の人の巻き込み方だったり、「自分たちはこういう価値を提供するのでこの部分で一緒にやっていきませんか」というSNSでの見せ方は今すごく活きてるなって感じる。

もりぞー:
私は今まで、フォロワーとして何かに携わる事が多かったんだけど、今回はリーダーという形で自分が周りを巻き込んでいかなきゃいけなくて。それは自分にとってはすごい挑戦だったし、すごく苦労したところでもあったかな。

働く中でリーダーを任されることはまだそんなにないから、この経験は後々生きてくるのかなと思ってる。ただ、昔もっとできてればよかったなって思うことはたくさんあって(笑)。番組を作る中でラブエフエムさんに企画書を提出するんだけど、相手の求めていることがわかっていないまま、自分たちがやりたいこと、主張したいことを中心にまとめてしまっていた。最初からアイデアを煮詰めすぎていて、完璧と思った企画書をやり直してって突き返されて落ち込んだり(苦笑)。もっと早い段階での認識の擦り合わせが必要だったなって社会人になって思う。

とーこ:ラブエフエムさんには本当にお世話になったよね(笑)。

もりぞー:ね、今思うとすごく嫌な学生だった(笑)。

——鬼塚さんはいかがでしょうか——

おにちゃん:メディアがどういう風に廻っているか少しでも中身を知れたこと。将来色んな分野で活躍するであろうmedien-lienメンバーたちとのネットワークを大切に、先輩・後輩のコネクションを使い倒して欲しいです。

作り手側に回ったら、コンテンツを見る目や意識が変わった

——番組制作の過程を学べたということですが、その中で一番驚いたことは何ですか?——

みまさき:60分の番組が60分で作れるわけじゃなくて本当はすごく時間をかけてるってことかな。だから他のコンテンツをみてもどれだけ時間をかけたんだろう、とか考えちゃう(笑)。

とーこ:わかる!

みまさき:会社で任せられた企画も、このくらい時間かかるだろうなっていう心の準備ができるようになったのはよかったかな。

おにちゃん:(同じく)コンセプトにすごく時間をかけて作っているところ!

もりぞー:コンセプトに関しては、もちろんラブエフエムさんの意見も聞くんだけど、自分たちの譲れないところもあったんだよね。「これは自分たちの番組だぞ」っていう責任感とプライドもあって。だからラブエフエムさんとの意見の擦り合わせにすごく時間がかかった。これまで私は言われたことに従ってればいいやっていうタイプだったんだけど、自分たちの守りたいところはちゃんと主張して大事にするようになった。いまは上司から「意志があるよね、度胸座ってるね」って言われる。あ、いい意味でね(笑)。

一同:(笑)

大学生よ、一生懸命で可愛くあれ!

——今のmedien-lienを見て何か思うことはありますか?——

おにちゃん:これまでの枠組みに捉われず、自分の挑戦の場として活かして欲しい。よりクリエイティブになっていることを活かして、既存のメディア団体以外の人とも関わっていって欲しい!

みまさき:SNSはよくチェックしてます(笑)。番組の中身がいくらよくても、聞いて貰えないと意味がないし、どうせなら聞いて欲しいって思いながら私もやってたけど、今はSNSのツールを変えたり、見せ方の工夫もだんだん多様化していて面白い!

とーこ:noteにも個性が出るようになったよね!私の反省点として、自分のキャラをもっと出していけばよかったかなっていうのがあって。以前の記事は単語の説明とかが多かったんだけど、medeliennの〇〇っていうライターの個性が見えるようになった。アドバイスするなら、新しいことを始めるなら何となくじゃなくて、まず仮説を立てて検証して自分たちの後の代にも次につなげていくくらいの愛着や意思を持って欲しいってことかな。

もりぞー:インスタのタイトルがめっちゃキャッチーで、どんなこと話すんだろ、聴きたいなって思う。私はタイトルが全然決められなくて笑。だから、それがすごく悔しいし、同時に後輩すごいな〜って思う。でもね、一番に思うのは頑張ってる後輩かわいい!ってこと(笑)。

とーこ:わかる! でもさ、大人たちに可愛いって思われたら勝ちじゃない⁉ 私たちの番組って若輩者が社会について語ってるっていう時点でイラっとされたら終わり。「ふーん、なんかちょっといいこと言ってるじゃん、頑張ってるじゃん」って感じてもらうことってすごく大事だなって社会人になって思う。だから、可愛さをどんどん出していこう!

もりぞー:大丈夫!大学生が一生懸命に頑張ってるだけで無条件に可愛いから!

SNS展開

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