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自分で自分の介護事業所を立ち上げてみた
なぜ、このnoteでともっちさんや脳性麻痺のことを綴っているかは、下記のnoteをお読みいだたけたら嬉しいです。(いいね!やフォローいただけたら、さらに喜びます)
20歳から自立生活(家族等に頼らず、介助者のサポートで自分で生活する)を始めたともっちさん。
まだ制度の整っていなかった当初は個々の介助者と契約を結び、サポートを受けていた。そのうち、複数の介護事業所から介助者を派遣してもらうようになったが、事業所によって細かいルールや対応、ケアの質などマチマチ。
すると、ともっちさんのチャレンジ精神を間近で見ていた、最も自由度の高いケアを提供してくれていた事業所の社長から、「ともっちさんにならできるから、自分で自分のための介護事業所をつくったほうがいいよ」とのアドバイスを受ける。
しかも、アドバイスにとどまらず、立ち上げ方まで詳しく教えてくれた。
2009年7月に、個人事業主としてサポート・チームむくを始め、2年後の2011年8月株式会社サポート・チームむくを設立。株式会社に移行する段階で、16歳の時に障害者向けのキャンプで知り合って以来の長年のサポーター/パートナーに社長を任せることに。
株式会社にしたのには、友人の脳性麻痺の女性の存在があった。彼女は身体が大きかったため、入浴などどうしても男性の介助が入ってしまう。それが、彼女にはとても苦痛だったのだ。相談を受けたともっちさんらが彼女の願いを叶えるため、居住地の多摩市だけでなく区内で始めるには、法人にする必要があった。
余談だが、こうして一時は納税者となったともっちさん。
税務署の窓口で受付をしてくれたおっちゃんに、「あなた、障害があるのに納税者だなんてエライ!!」と大声で褒められたエピソードはいまでは笑い話だが、気持ちはわかるけど、おっちゃん、それも偏見やし!
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