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Progress 情報社会におけるセラピストのあり方

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何を参考に学ぶべきかわからない,学んだことを実践できない,学んだことを実践してもうまくいかない…。 患者さんのために,より知見や技術を磨きたいと考えている理学療法士・作業療法士の…
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記事一覧

【森岡 周先生:インタビュー第1回】現在の自分を構成している経験と考え方

——今回のインタビューを引き受けていただいた理由は何でしょうか。 森岡: セラピストとし…

【森岡 周先生:インタビュー第2回】専門家として必要な情報を手に入れるための多様…

——現代社会で情報収集をするうえでのメリット・デメリットを教えてください。 森岡: メリ…

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【森岡 周先生:インタビュー第3回】患者さんのためにセラピストがすべきこと

学会に携わる者,臨床現場に携わる者,それぞれのセラピストに役割がある ——学会の役割や今…

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【森岡 周先生:インタビュー第4回】自己探究の重要性と30年のキャリアから見えてき…

主体的な興味・関心の広がりがセラピストとしての成長に繋がる ——他者の考えではなく,自分…

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【京極 真先生:インタビュー第1回】今と昔の情報収集と,情報の選定の難しさ

日本語と英語,本と論文の往復 ——先生は,これまでどのように医療関連の情報を得てこられた…

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【京極 真先生:インタビュー第2回】情報収集の難しさへの対処法,SNSの長所・短所と…

科学的思考と哲学的思考 ——自分が実践している医療に自信がない若手のセラピストが「これを…

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【京極 真先生:インタビュー第3回】本を読もう

情報を関連付けるコツ ——学習のつなげ方のコツを教えてください。例えば,解剖学から運動学,運動学から各疾患の病態など,情報をどのように関連付けると頭に入りやすいでしょうか。 京極: 知識を自分のものにするには,基本は自分でやってみることでしょうね。 例えば筋肉の起始・停止を習ったら,まずは自分で動かしてみることです。 これは解剖学から運動学への連続ですね。使わない知識は存在しないも同じです。 私はこのようにして身体を使って体験学習することが大切だと思っています。 実際に体

【町田志樹先生:インタビュー第1回】「信頼」の見抜き方とSNSの危険性

「質」は「量」の延長線上に ——先生は,これまでどのように医療関連の情報を得てこられたの…

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【町田志樹先生:インタビュー第2回】社会で生き抜く方法

社会で生きていく力 ——なぜ信頼・尊敬できるX(旧Twitter)ユーザーに,実業家の方々を挙げ…

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【町田志樹先生:インタビュー第3回】現代の若手はどうすべきか

教育の在り方 ——いつの時代でも「現代の若者は…」という声があるかと存じます。教育のなか…

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【澤田辰徳先生:インタビュー第1回】情報収集とSNS

若い頃は手当たり次第に ——先生は,これまでどのように医療関連の情報を得てこられたのでし…

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【澤田辰徳先生:インタビュー第2回】「現時点」の英語論文の読み方

学習のコツと論文の読み方 ——学習のつなげ方のコツを教えてください。例えば,解剖学から運…

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【澤田辰徳先生:インタビュー第3回】若者に対する想い

人間の役割 ——医療において答えのあるもの,答えのないものには何があるでしょうか。 澤田…

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【山田 実先生:インタビュー第1回】情報の収集・発信における目的の重要性

目的を明確にするアウトプットの重要性 ——先生が情報収集をされる際,意識していることはありますか。 山田: 目的をしっかりともって情報収集をすることが大事だと考えています。 例えば,PubMedで論文を検索するときに,いきなり「sarcopenia(サルコペニア)」という一単語だけで検索すると膨大な文献が無限に出てきてしまいますよね。 自分が何に興味があるか? 何を調べるべきか? を把握せずに,手当たり次第に100本の論文を読んだ場合,頑張ったという満足感は得られますが,