マガジンのカバー画像

#ひとり暮らしのエピソードマガジン

102
『はじめてのひとり暮らし安心ガイド』の発売にあわせて、みなさまんが書いてくださった #ひとり暮らしのエピソード をマガジンにまとめました。 お部屋探しから引っ越し、暮らしのあれこ…
運営しているクリエイター

#スキしてみて

【企画】今年はテーマ2本立てでやります!#ひとり暮らしのエピソード #お部屋探しのエピソード(募集期間2024/1/25~4/15)

今年も「ひとり暮らしのエピソード」企画やりたいなあと思いつつ、まったく同じだと楽しくないかなあと悩んでいたら、1月が終わりそうに…。 考えているだけでなにもしないのは一番つまらないやつだ。少しでも参加してくださる方がいればうれしいし、過去の記事を読み返してくれる機会になるかもしれないし。 3年目だし、スピンオフしてみます! 今回は基本テーマと別に、違うテーマも作ってみます。 テーマ #ひとり暮らしのエピソード     #お部屋探しのエピソード ひとし暮らしのエピソード企画

#一人暮らしのエピソード

 学生時代、約2年間一人暮らしをしたことがある。一人暮らしというものは、慣れれば気楽なのだが、家事を一人でこなさなくてはならず、初めての頃は何かと面倒に思った。  家族といっしょに住んでいるときは当たり前にあるものが一人暮らしではない。例えば小さな話で言うと、爪切りがないとか、耳掻きがないとか、帰って来たときに灯りがないとか。そういったことが重なると心理的につらい。  やっと身の回りのものを揃えたと思ったら、電球が切れたとか、ゴミを出し忘れたとか、日々何かしら「問題」が発生す

【企画参加】ひとり暮らしの思い出のアイツ

こんばんは マルベリーです。 今日は、メディアパルさんのこちらの企画に参加します。私のひとり暮らしの思い出を書いてみようと思います。 人生の中で、ひとりで暮らした期間はどのくらいあるだろう。 私の場合は、社会人になってからの3年7か月、単身赴任の2年間のあわせて6年に満たない期間だ。 そうか そんなもんなんだ 意外に短いなぁ 一番忘れられない出来事って何だろう… アイツだ! アイツしかいない!! *** たしか夏だ。休日で、部屋の窓を大きく開けて、掃除をしていた

ひとり暮らし歴も、早十年

ひとりで暮らすって、なんかかっこいいって思ってた。怖いとか寂しいとか、考えたこともなかった。 だって、実家暮らしより断然いい。厳しかった門限もない。様々な押し付けもない。 私は二十歳で家を出た。それ以前には、花嫁修行を兼ねて料理教室に行っていたし、まぁきっと大丈夫、なんとかなると思っていた。でも、実際は違った。 ひとりで暮らすということは、これまでやってこなかった家事の数々をこなさねばならず、かつ、自分の選んだ何某かの生業を営んでいかねばならなかった。そして、生活する為に

段ボール箱に詰め込んだ涙

「何詰めてるの?」 「うぅん、えーと、割り箸とかお茶碗とかそんな感じ」 「えぇ、そんなのいらないよ」 「そぉ?」 振り返る妻の目には、今にも溢れそうなくらい涙が溜まっている。 もうすぐ息子が巣立ってしまうからなのか。 大学院進学を機に住み慣れた自宅を出ることになった。大学までは自宅からでも十分通える距離なのですが、自立したいと言う本人の意志を受け止め、応援することにしたのです。 どれどれっと段ボールの中を覗き込むと、なるほど、栓抜きやらマグカップやら、どうでも良い品物ば

アラフィフ 家を出た【企画参加】

あと2年で50才になるというのに私は家を出ることにした 離婚を視野に入れた別居だった 当時住んでいたマンションは私が探して住み始めた場所だから出ていってほしいと夫に言ったが、嫌だと言われたので私は住むところを探すことにした 仕事が忙しくなかなか家探しが出来ない私の代わりに娘達が探してくれた 条件 ① 1階であること 歳を重ねることと孫達が跳び跳ねても良いように ② 2DK以上あること 子ども達が泊まれるように ③ モニター付きインター

キャベツを無心で食べた日のこと/#ひとり暮らしのエピソード

先日、出版社・メディアパルさんの「ひとり暮らしのエピソードを教えてください」という企画を目にし、この半月ほど学生時代のことをいろいろ思い返していた。 ひとり暮らしに関する壮大なるエピソードはけっこうある方だが、どういうわけか相当くだらない出来事ばかりが脳裏に浮かぶ。 そのひとつが、友達とふたりでキャベツをむさぼったことである。 私のひとり暮らしデビューは、大学入学と同時にやって来た。とは言え、最初はアパート住まいを許されず、私自身も自炊にちょっと自信がなかったので、大家

ゆうらの妄想ひとり暮らし #ひとり暮らしのエピソード

メディアパルさんのこちらの企画に参加させていただきます。 わたしは残念ながらひとり暮らしをしたことがないのですが、妄想でもOK!とのことだったので、妄想で参加させていただきます。 以下、全部妄想です。 部屋はすっきりとシンプルな方がいいなあ理想の部屋はわたしのいまの部屋とさほど変わりません。 わたしがひとり暮らしをはじめたら、実家のわたしの部屋はすっからかんになりそうです。 ただ、お掃除ロボットが欲しいなあ…。だって毎日クイックルワイパーかけるのめんどくさいもん。

愛情から真心に変わった荷物の色彩

カンカンカンカンカンカン 何だよぉ、もうこんな時間かぁ。 二日酔いの身体には酷な朝の知らせだ。 マンション前にはお寺があり、毎朝決まって7時に鐘が鳴るのです。 カンカンカンカンって具合に。 雲水にとっては朝のお勤め終了の合図だろうが、単身赴任の身としては、厳しい朝の目覚めを知らせる嫌がらせのようなもの。 早く起きろーって具合に。 こうして39歳から人生2回目のひとり暮らしがはじまりました。 つまり、単身赴任ってやつです。 単身赴任が決まったときは、そのイメージから”自由

【企画参加】一人暮らしに思うこと

気づいたら一人暮らしをして、6年が過ぎようとしていた。 私の場合は一人暮らししたいとはさほど思わず、 しないといけないなとある時から思い始めた。 きっかけは婚活がうまくいかなくて、 結婚しないなら一人暮らししろ!! 的な流れで、あれよあれよと言う間に一人暮らしすることになった。年末に物件を見つけ、翌月には一人暮らしが始まった。 最初はもう、寂しくて寂しくて 夜は泣いてばかりいた。 実家はそこまで遠くはなかったので、結構な頻度で帰ってはいた。 まず困ったのは食

ヘルメットに怯えてた初めてのひとり暮らし

カーテンの隙間から漏れる信号機の黄色点滅。 深夜24時を過ぎると点滅しだす信号機の光に気づき、あぁ、もうこんな時刻なんだと自覚する。 道の片隅にはまだしっかりと根雪がある。 住み慣れた地元では、もうとっくに春の訪れを感じる頃なのに、ここではもう少し時間がかかりそうだ。時折容赦なく吹き付ける凍てついた風は、窓ガラスをガタガタ揺らして音を鳴らす。どこからともなく侵入してくる隙間風を感じながら、背中を丸くして暖を取る。 新大学生になった僕は長年住んだ故郷を離れ、冬にはしっかり雪