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読書日記㉜あの子が結婚するなんて/五十嵐貴久

こんにちは。
家庭菜園の大葉の芽がまだ出ません泣 これが二回目の挑戦なのですが・・・

1回目は普通に埋めて全然発芽せず、調べると深く埋めすぎていたみたい。第二回目はネットで大葉の発芽について調べ、一晩水につけてからほぼ土の上に乗せるだけの状態にました。それから一週間・・・いまだ何の変化もなく。どうしよう、もう諦めて苗を買おうかな。

今日の本はこちら。

あの子が結婚するなんて/実業之日本社/五十嵐貴久

主人公の七々未、恵子、沙織、友加、美宇は高校の同級生。卒業してから14年、それぞれ環境の変化はあれど、変わらぬ友情を育んできた。三十二歳のある日、一番奥手でぽっちゃり女子の美宇から突然の結婚報告!次は私だと思っていたのにー。歯がゆい気持ちを抱えながらも、七々未はブライズメイドのリーダーを任され、新郎側のアッシャーの英也とともに、結婚式の準備を進める。英也はイケメンで仕事もでき、話も合う。これってまさか運命の出会い?!

この前の「ウェディング・プランナー」に続き、五十嵐先生の本2冊目です。「年下の男の子」を早く読みたいのだけど、なかなか見つからないんだよなぁ。最近、きゅんきゅんする恋愛物が読みたくて仕方ない。誰かおすすめの恋愛小説があれば教えてください~!切ない系じゃなくて、きゅんきゅん甘々のやつが良いです!笑

高校の同級生仲良し5人の内、恵子と友加は結婚している。沙織は一番美人なのに結婚願望がない。美宇はいい子だけど冴えないお嬢様。七々未はモテモテなわけじゃないけど、それなりの恋愛経験は積んできて彼氏も途切れずいた。だから絶対に次は私と思っていたのにー。なんだろうなぁ、この仲良いグループでも心の中で順位をつけている感じ。分かりたくないけど、分かってしまう。表には出さないけど、女子って結構心の中でマウントとっていたりしますよね・・・。

でも、そのマウントって無意識のうちに出ていて、相手は気づいていたりするんですよね。美宇がその思いを告白するシーンは、長年の恨みが詰まっていたし、何だか私も痛いところを突かれている気がして、心にぐさぐさきました。でもね、この小説の見所はそこじゃないんです。女の友情ってもろいとか上辺とかよく言うじゃないですか。そんなことないです。特に苦楽を共にした学生時代の友情って、めちゃめちゃ固い。心の中でマウントとってたって、友達を大切に思う気持ちは本物なんです。そんな、女子の友情の良いところも悪いところも描かれている点が、この作品の面白いところ。

また、結婚式挙げた身としては、新郎新婦が結婚式準備を丸投げしてくるので、イライラしました。笑 めっちゃ押し付けるやん?!って笑っちゃうくらい。やったからこそ余計に思うのですが、結婚式準備って本当に大変なんですよ。ましてや人の結婚式準備なんて、私だったら発狂しちゃう。その点、親友のためって面倒なこと全部やりきって、主人公は偉いわ。

昨日も「結婚相手は抽選で」を紹介したし、なんか最近結婚関連の本ばっかになってるな・・・もうちょっと違うジャンルを読みたいな。

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