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チームと共に歩む - 川上のチームづくりとマネジャー育成の舞台裏

こんにちは、川上です。今回は、私が経験したチームづくりとマネジャー育成に焦点を当て、その舞台裏に迫ってみたいと思います。私の歩みがどのようにして今のチームづくりの哲学につながったのか、少しご紹介させていただきます。

子供時代からの経験 - チームワークの原点

今振り返ると、子供の頃、物事を進めるときは多数決が主流でした。でも、楽しい仲間との集まりでは、アイディアを出し合い、みんなで納得できる答えを見つけるプロセスがありました。これが、後にチームづくりにおいて多様性とコミュニケーションの大切さを理解する礎となりました。

大企業での経験 – 収束させる会議と発散する会議

大人になり、企業のプロジェクトで様々な会議を仕切る中で、会議は「収束させるもの」であることを痛感しました。会社が決めた方向性を逸脱することなく如何に様々な部門の意見を取り入れるかを考慮し、本番の会議では何も言わさず収束させることが私の仕事でした。しかし、同時にブレインストーミングでは、自由にアイディアを出し合い、多様な視点を取り入れることがクリエイティビティの源であることを理解しました。これが私が今、組織において多様性を尊重する理由なのです。

大企業での成功体験 – サーバントリーダーシップ

出向先で経験した、全く経験のない営業部のリーダーシップは、サーバントリーダーシップの原点でした。メンバーと向き合い、承認し、傾聴する中で、彼らのやる気が向上しました。これが、私が一人ひとりを大切にし、チーム全体を引っ張るリーダーシップを重視する理由です。

中小企業の実態を知る

独立直後にパートで半年勤めた中小企業での実態は、大企業とは異なる課題があります。採用が難しく、組織文化に馴染めない新メンバーが続出。社長だけが考えたかっこいい言葉のMVVは誰一人として意識していない。さらには社員一人ひとりが置き去りの状態。この経験から、中小企業の課題にどう向き合うべきか、真摯に考えることになりました。

現在の取り組み – 一人ひとりを大切にしたチームづくり

ベンチャー企業さんをサポートする中で直面した課題は大きかったです。小規模な組織だからこそ、一人ひとりの存在感が大切。しかし、スペシャリストが集まる組織では、個々への承認が忘れられがちです。私たちのサポートで、多様性を活かし、組織全体が一丸となって成長できる環境を作り上げることが求められました。

さらなる課題 - チームづくりの未来へ

組織が拡大すると、新たな課題が生まれます。マネージャーの採用においては、大企業出身者と既存メンバーとの調和、組織文化への適応などがハードルとなります。私たちは、ベンチャー経営者の声を聞き、マネジャーの採用時におけるチームビルディングを進める予定です。組織の未来に向けて、私自身の経験も生かしていきます。

結びに

今回は私の経験を通じて、チームづくりとマネジャー育成の大切さについてお話ししました。是非この視点で組織の未来を見つめ直してみてください。未来への第一歩が、一層確かなものとなることを願っています。次回のブログでもお会いしましょう。ありがとうございました。

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