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今日の私は、学びの一区切り

11,578日目

今年の1月末からの4ヶ月、フランス語を学んでいた。先日、最初のレベルを修了した。

週に2時間、2回のクラス、成長実感はともかく、やりきったことをちゃんと立ち止まろうって思い、こうして今の気持ちを書いておく。

始まりは冬だった。8割くらいは雨だし、寒くて外に出るのが億劫だった3月ごろまでの数ヶ月間。

市民講座なので、クラスが徒歩10分くらいの場所にあったので何とか重い腰を上げて通うことができた。

強制的に家を出て同じ道の季節を感じられるのもよかった。

3月19日 木蓮
雨の続く中の快晴!
蕾から咲くのをずっと待っていた

クラスメイトは約15人。
最後まで残ったのは、
スペイン3人、コロンビア1人(スペイン語圏)、ブラジル人1人(スペイン語も話していた)、トルコ3人、シリア1人、フィリピン1人、ケイマン諸島1人(カリブ海の英領土)、ロシア人1人、チェコ1人、とわたし。

年齢は1人若くて19歳、その他は30前後〜50歳過ぎまで。

クラスはとてもフレンドリー。とはいえ、私はグループに対しては人見知りなので、最初はドキドキしていた。当てられるのも怖かった。

そういえばベルギー出身の先生にとって日本語の名前は難しいらしく覚えてもらうのにも時間がかかった。私の顔を見て名前が出てこないのも理由なく恥ずかしかった。

4月8日
一面のヒナギク

1ヶ月半ごろから人柄や進め方がわかってくると、行くのも徐々に楽しくなってきたのを覚えている。

間違っても他のメンバーが答えてくれる、先生はわからない人には何度も同じ説明をする(クラスの進度は遅くてたまに退屈…でも)、場の雰囲気はよかったな。

勉強を継続するのには仲間も重要。

5月8日
これは何なのかわからない…
けれど、鮮やかな色で一目惚れ

無事にテストも合格したけれど、目を見張るような変化はない。数ヶ月でこんなもんか…まだまだ先は長い…


ふと対比で、学生時代に運転免許を合宿で2週間ちょっとで取得したことを思い出した。

あの時はまさに集中コースで、試験に落ちる度に1日延長になるという緊張感。友達もあっという間にできて、一緒に活動して、勉強して、授業受けて…今振り返るととても不思議な空間。

学生時代の経験として後悔はしていないけれど、今、運転免許はペーパーに近いことを思うと…身に着き具合はどうなのか。


必要にかられたり、期限があったりしないので、じんわりじっくりやっていくこの進み方で。

すぐに〇〇できるようになる!じゃない筋肉の付け方で、数年後に「そういえばなんだかできるようになった」と思えるといい。

そう思えるようになったのもちょっと余裕のある大人になった証のような気もする。


5月22日
雨が滴る赤いバラ



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