今日の私は、さつまいもの1ヶ月を振り返る
11,928日目
さつまいもを育てている。
6月の長引く春の曇りと涼しさに耐え、7月中旬を超えてようやく夏が来たルクセンブルク。ここ1ヶ月で急成長を遂げた”わたしのさつまいも”を紹介したい。
なぜ、さつまいもを植えようと思ったのか?
それは、日本のさつまいもは普通のスーパーに売っていないからだ。
sweet potatoというと、皮の色は薄めで中はオレンジ色の芋が主流。味もにんじんとじゃがいもの間かな、さつまいもの甘さはない。
寒い季節はあの焼き芋が食べたい。とろける自然の甘みが好き。秋冬の風物詩として継続したい。そんな想いから、アジア系スーパーを探して見つけたさつまいもを購入して、3本丸ごとプランターに植えてみる!という手段を取ることにした。6月初旬。
しかし、全然生えてこなかった…6月から温度も上がらないし、日差しもなかなか照らずじっとり…土の中で腐らせてしまったのかもしれない。心配になって調べると、植える方法も、温度の条件も様々な情報があった。間違ったかもな、失敗したかもなと思いつつ、気にはしていた。
そんな中…
7月4日、1本目から芽が出てきた!!まだ生きていたのね、と感動した。
7月第2週目からは晴れの日が多くなってきた。
7月11日、順調に葉っぱを増やして健康な苗になってきた。
さらに1週間後、両親が日本から来てイベントに忙しい週だったけれど、
7月18日、プランターの縦いっぱいに広がってきた。1週間でこんなに成長するのね、と母と話すほどだった。
7月25日、1本目はつるがぐんぐん伸びる。支柱を差してつるを絡ませてあげる。この頃にはもうつるは1日数センチ伸びているんじゃないかと、朝見に行くたびに驚いた。
そして…右横に植えた2本目も芽を出した!
7月31日、1週間で支柱に絡ませる限界が来て、壁を伝って上に伸びるように誘導。2本目もつるを伸ばすようになり順調な様子。
8月9日、もうベランダの上に到達して陣地を広げていっている。陰に隠れて見えないけれど、3本目も芽を伸ばし始めている。もう、3本をこのプランターで育てるのは限界になってきた。
ということで、先週の土曜日(8月10日)に、まずは元気な2本を大きく深めなプランターへ移行する作業をした。場所もベランダではなく、お庭に置かせてもらうことに。
少しは広々としたかな。引っ越し後のストレスから早く慣れるといいね。
さらに大きなプランターが必要になるかもしれない、はたまた地植えなのか…ということも検討しつつ、しばらく様子見。
毎日、観察を続けることは一息、無になれる時間。
(お店ほど立派じゃないかもしれないけれど)自分で育てたさつまいもで焼き芋にして食べるのが、もう待ち遠しい。
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