沖縄本土復帰50年企画「未来へ」❸くらし・経済をマンガデザインでプロデュース
どうもどうも、吉良です。
2022年5月15日に日本は沖縄県の本土復帰50周年を迎えます。
そこで5月9日から15日までの1週間、僕の沖縄への想いや沖縄の50年間の進化や発展をテーマごとに振り返ります。初回は、僕の沖縄県への想いや、沖縄県の本土復帰からの50年間を制作した背景についてお話ししました。
テーマごとに沖縄県の50年間を紹介しています。
前回取り上げたテーマ「自然・環境」は下記をご確認ください。
今回は「くらし・経済篇」をマンガデザインです。
電通の先輩たちから「帰りに沖縄駅の駅弁、美味しいから買ってきて」と言われて「わかりました」と答えるほど沖縄についてなにも知らなかった1990年代中頃の夏に初めての沖縄。
真っ先に訪れた平和祈念公園は沖縄本島南部の「沖縄戦終焉の地」糸満市摩文仁の丘陵にありました。その中には太平洋戦争・沖縄戦終結50周年を記念して1995年6月23日に世界の恒久平和を願い、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎」があります。そこへ平和の祈りを捧げたのが僕の沖縄史の始まりでした。
それからは、沖縄のくらしや経済成長に少しでも寄り添って行きたいと思い、沖縄本島の成長や石垣島、宮古島といった離島を訪ねて沖縄の食やお酒、伝統工芸紅型などにどんどん興味を持つようになっていきました。
皆様にもその沖縄を少しでも知っていただきたく思い、マンガデザインで本土復帰50年間の「くらし、経済」をプロデュースしました。
まずは、沖縄県の経済について振り返ってみましょう。
令和2年度の沖縄県の産業構造は第1次産業が5%未満、第2次産業が20%未満、第3次産業が80%以上と、日本全国の平均と比較すると第3次産業の割合が約10%多く、観光業への依存が目立っています。
2018年時点での「県内総生産(サービスやモノなどの販売価値から、原材料の費用や流通費などを差し引いた価値のこと)」は全国第34位、「1人あたりの県内総生産」では第46位と、十分に発達しているとは言えない状況です。
これを受けて、様々な経済政策がおこなわれるなか、国際コンベンション都市の形成のための国際会議の誘致として2000年サミットの沖縄開催を通じて、コンベンション都市としての評価を得ました。
マンガデザイナーズラボでも2015年に沖縄県で開催されたサイバーセキュリティに関する国際会議、「Cyber³ Conference Okinawa 2015 -Crafting Security in a Less Secure World-」にて似顔絵イベントをおこなった経験があります。
今回の沖縄本土復帰50年企画「くらし・経済篇」では琉球新報社の協力により下記のような復帰50年の成長の歴史をマンガデザインでわかりやすく描きました。是非、お楽しみください。
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