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神が教授に与えた珍修行

大学生になると、どのゼミに所属するのか迷うところです。

で、私はどうしたのかと言うと( ^ω^)・・・。

もちろん(笑)、教授のキャラで選ぶのでした。学問的興味はそっちのけ!

教授は、債権を教えていました。

彼と大変不仲である別の教科を教えていた先生に「どうして、僕のゼミを選択してくれなかったんだ・・・。」などと言われてしまいました。

彼は人柄は大変良いのですが、真面目過ぎました(笑)。結婚するなら、こちらのタイプがお勧めです(笑)。日常生活に変な刺激は不要です。

どうにも手の掛かる、まるで子供のようなゼミの教授。その天真爛漫さが、奇妙な刺激を周りに与えてしまうのでした。

ところが、である・・・。

このゼミに集まって来た学生たちの方が、もっと変でした(笑)。

教授の上手を行く女子学生たち。教授をアゴで使います。

「先生、お茶ぐらい入れてよ!」 急須と湯呑を指さします。

「え~、アタシがあんたたちの分まで入れるの~?」などと押され気味の教授。でも、なんとなく嬉しそうです。

ちなみに、男子学生たちは、大人しくて控えめでした(笑)。

彼と不仲な先生によると、彼は普段、家ではとても偉そうにしていて、奥様に大量の荷物を持たせて自分の後ろを歩かせているのだとか・・・。

礼儀も遠慮も何も無い学生たちが、彼の目に新鮮に映ったのでしょうか?

女王様たちと奴隷的な滑稽な関係を続けながらも、教授は私たちを可愛がってくれたと思います。ありがとう、教授!

私達学生はきっと、破天荒な教授に神が与えた試練だったに違いありません(笑)。


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