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エリアマネージャーの課題解決譚 〜組織論、リーダーの条件〜

今の私の課題は、「部下の教育」だ。チームとしては成果も出てきており、順調なのだが、うまくいっている部下と、そうじゃない部下がいる。率直な私の考えを言うと、やるならチーム全員で成長したい、誰も置いていかないような組織にしたいと思っている。

どうしたら全員が前向きに働ける? 成果を出せるチームになれる?
現状、明らかに後ろ向きな社員はいないが(いないと信じたいが)、「やるべきことを全うできるメンバーになっているか」と問われたら、まだイエスとは言えない状況である。

この課題を解決するため、組織論、人材育成について、改めて学ぼうと決意した。以下は学んだことのまとめである。同じく組織を率いる方の参考になれば、望外の喜びだ。


組織はリーダーの力量以上には伸びない

この言葉は、「野村再生工場」で有名な、プロ野球の野村克也監督の言葉である。"ノムさん"のこの言葉については私も全くもって同感で、チームをまとめるリーダーの力量が全てであり、リーダー自身の成長は必要不可欠。私自身も、組織について、マネジメントについて、そして本業について、学ぶことを怠らないように心がけている。自分の成長=組織の成長。この意識を常に持ち続けたい。

ときには、リーダーとして自分なりに学び、実践したが結果が出なかった。そんなときもあるだろう。だがたった一度の結果だけで諦めてはならない。努力は継続しなければならないからだ。努力したって、すぐ結果が出るとは限らないし、すぐ成果に結びつかないことが大半である。そのためすぐに辞めてしまいがちだが、たとえ地味で平凡なことでも、それを続けられさえすれば、それは平凡ではなくなる。根気強く、継続できるリーダーになることだ。



リーダーの条件

また、リーダーは常にトップを目指す熱意を持たねばならない。間違っても2位でいい、などといってはいけない。なぜなら、メンバーの士気が下がってしまい、本来の実力以下の結果になってしまうからだ。
また、もし自分の右腕を育てようというときも、「能力より情熱、やる気」に着目すべきだ。多少不器用でも、熱意のあるリーダーには、人がついてくる。

また、リーダーの条件として、以下が挙げられる。役割は何なのか、常にぶれないようにしたい。

・個人的な感情に左右されず、常に冷静になれるか。
・妥協しない
・自分の考えや経験則から得た理論を何度も伝える


次回に続きます。



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