見出し画像

人は何のために命を燃やすのだろうか?「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を観て考える。

普段あまり映画を観ないのですが、
最近、映画のおすすめを受けることが増えてきました。

今回は最近観たばかりの「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」について書いていきます。

映画を普段観ないくせにしっかり泣きました笑

非常に素敵な作品だったので感想をまとめます!

あらすじ

父親を早くに亡くし女手ひとつで育てられた主人公の加納百合(福原遥)

家があまり裕福でないことが原因で母親とぶつかり家出をする。

近所の防空壕で一夜を過ごし目を覚ますとそこは昭和20年、戦時中の日本でした。

百合は軍御用達の定食屋で住み込みで働くこととなり、特攻隊の青年たちと出会うことになります。

父親が溺れそうになった子どもを助けるために亡くなったこともある上に、
日本が負けることを知っている百合は特攻隊の思いが理解できない。

想いは理解できない中でも、特攻隊の一人である佐久間彰(水上恒司)と出会い互いに惹かれ合っていきます。

観てみての感想

最初は百合に対して、親の苦労や愛情がわからないクソガキ、と思ってヤキモキしながら観ていました。

思春期の設定なので仕方ないとも思いますが、
僕の年齢的にどちらかというと親の気持ちで観てしまいます笑

序盤は若いながらも国のためを思って命をかける特攻隊の青年たちに心打たれ、
そちらの想いに共感していました。

百合は真っ直ぐな性格で
「負けると分かっててなぜ命を散らすことに誇りを持てるのか」という疑問を真っ向からぶつけます。

確かに気のいい特攻隊の面々を観ると、
敗戦が確定している戦争に身を投じさせたくないよな、と思います。

それでもそれぞれの想いを持って青年たちは出撃の日を迎えます。

僕がこの映画で学んだのは、
「自分が命をかけてまで大切にしたいものは何か」ということです。

何のために人は命を燃やすのだろう?

彰は教師になって自由に自分のやりたいことをできる日本を作りたい、という思いがありました。

日本の未来を作るために彰は出撃を受け入れます。

改めて先達の方々が命がけで守ってくれたから今の日本があるんだなぁ、と思います。

映画を観て、なんのために自分は命を燃やすのか、
生きていく上でこれが非常に重要だと感じました。

人は自分のために命をかけることができない。
自分より優先したいものが見つかった時に命をかけることができるのだと思っています。

僕自身は家族や仲間を守り、喜ばせるために生きていきたいな、と思うようになりました。

まとめ

出撃が出ることは確定していて、
クライマックスが近づくにつれて、ある程度物語の流れを予想できるだけに
後半ずっと泣いてました笑

エンディングが流れている間、
人は何のために命を燃やすのか、そんなことをずっと考えていました。

エンディングは福山雅治さんの「相望」
物語にマッチした名曲です。

自分自身の大切なものを守るために努力していきたいと思います!

今回は以上です、読んでいただきありがとうございました♪

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?