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片づけ=定住型人間的な行動論(300日連続投稿記念)

こんにちは、
片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

よく思いますが、片づけって、とても定住型人間的な行動ではないでしょうか。

だって、ヒト以外の類人猿は、片づけなんてしません。
狩猟民も、遊牧民も、ポイ捨てOK。

「その日暮らし」が基本ですから、片づけなんてできなくても何の問題もなかったのだと思います。


ところが、一定の場所に止まる定住型農耕民は、そうは行きません。

動かない分、モノを「貯めておく」ことができるので、それまで「持ち運べる量」だった「所有量」が一気に増えます。

そうなると、それまでの「獲物を仕留めたり、敵をやっつけたり、仲間を癒やしたり、集団をまとめられたりできる人がエライ」という動物的なルールに、「土地や、家や、食べ物をたくさん持っている人がエライ」という新ルールが加わったんじゃないかなと。

その「所有欲」こそが、実に人間らしい欲求で、その暴走をコントロールするために生まれたのが「片づけ」行動なのでは?ーなんて仮説を立ててみました。

なんとなく、所有欲はほぼ本能的になってきているようにも感じます。
でも「片づけ」行動習慣は、まだまだ後天的に身につけざるを得ない状況。

定住し、巣に食料をためる生物の代表・アリには、すでに本能的に「片づけ」能力が備わっていることを思うと(巣の中にあるゴミを判別し、外に出してまとめる習性がある)、ヒトはまだその進化の途中なのかもしれません😅

そんなところから、今日はこんな言葉を味わってみました。


■片づくマインド・名言シェア237

我々はエゴイズムではなく
ヒューマンビーイング(人間存在)として
日本的なものをもっと伸ばしていくべきだ。

松前重義(東海大学創立者)

1901年10月24日生

日本はとにかく季節の移ろいが激しい国。

自然災害も多いため、「物事は一定ではなく、常に変わり続けているものだ」と、実感できる環境です。

だからこそ、何かに執着し、こだわっていても、それはいつか儚く消え去る。どれだけ栄華を極めても、廃れ、滅びる。

それらを自覚すれば、一つ一つ、一人一人との出会いを「有難い」と価値を置き、手を合わせ、頭を下げることができる。

そういうのが、「ヒューマンビーイング(人間存在)として日本的なもの」のように感じます。

もし、それらを思い出し、伸ばしていくことができるなら、所有欲が暴走している(ように見える)現代も、そろそろ変わってくるのかも?


▼「本当に必要なもののみ」を選び抜く生き方へ

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余談

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この投稿で、ついに300日連続投稿!😭

いつもスキやコメントしてくださる皆さん、LINEでスタンプや感想を送ってくださる皆さんのおかげです。ありがとうございます!!

アウトプット習慣は何度もチャレンジしては挫折しているので、嬉しさひとしお。

noteさんが用意してくださっている「続く仕組み」もほんとスゴイ!!👏

ありがたや〜

いただいたサポートは、新たな気づきのヒントをお届けするための糧にさせていただきます。