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本当の希望を毎日叶えるには

こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

コーチングでは、最初のセッションで現状をお聞きした後、「では、その状態が〜ヶ月後、どうなっていて欲しいですか?」という質問をします。

一言で言うと、「ゴール設定」。

その質問の目的は、クライアントの「本当の希望」を引き出すことにあります。


本当の希望は?

例えば、片づけがテーマのコーチングの場合、最初に言語化される希望は、

・「いつでもお客様を呼べる部屋になっていて欲しい」とか、
・「ふと、最近探し物をしなくなっていることに気づきたい」とか、
・「自宅でも集中して仕事ができるようになっていたい」

というような感じ。

つまり、今あらわになっている悩み(人を呼べない、探し物ばかり、気が散って集中できない)の裏返しです。

この段階で出てくる希望は、「思考」の希望

理由としては、恥ずかしいから、時間が無駄になるから、評価が下がるから、などのマイナス回避的な理由がつながることが多いです。


ところが、そこからもう一段、二段、深いところまで掘り下げていくと、目に見える状況ではなく、目に見えない「感覚」の希望が出てきます。

そうだ、私は片づけられるようになることで・・・

・私だってやればできるんだという「自己肯定感」が欲しい!
・サクサクスムーズに準備できるような「自己コントロール感」が欲しい!
・集中して仕事ができている時の「没頭感」が欲しい!

という感じ。

実は、その言葉を語っている時、その人はすでにそれを手に入れたかのような笑顔&ハイテンションになっていることが多いものです。

それは、人は希望を「イメージ」をしただけで、その欲しい感覚や喜びの感情を手に入れることができてしまう、ということなのだと思います。


なのに、「部屋が完全に片づいた」という状態に達しなければ、その感覚や感情は得られない(得てはいけない)、と思い込んでいることが多いんですよね。

もちろん、これはかつての私自身がハマり込んでいたこと。

で、まる2年かけて一人でカオス部屋を完全に片づけ切った時の、あの「虚無感」は忘れられません。

そしてその時、毎日コツコツ片づけるというプロセスそのものが、欲しい感覚と欲しい感情を得られる行為だったんだと気づきました。

びっくりするほどの、「なーんだ」感😅


その感覚を、今日見つけたこの言葉が表してくれているように感じました。


■片づくマインド・名言シェア227

人の希望は、初め漠然として大きく、
後、ようやく小さく確実になるならびなり


正岡 子規(俳人・歌人)
1867年10月14日生

とどのつまり、本当の希望は、

・自己肯定感
・自己コントロール感
・没頭感
を味わうこと

ならば、今日1日の中で

・やると決めたことを、15分だけ、集中してやる

ことで、確実に手に入れることができるんです。


このnoteの更新もそう。

今、連続投稿300を目指していますが、今この投稿の「公開」ボタンを押すことで、今日1日分の達成感は間違いなく感じているはずです。

それを「ふーやれやれ」なんてクールに誤魔化さないで、「よっしゃー!今日も記録更新じゃー!」と心の中で叫び、ガッツポーズをすること。

そうすることで、きっと明日も心の喜びを得られるという希望のもと、眠れるような気がします。

そうしよう、そうします。

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300日連続投稿まで、あと10日!

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