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【新訳】走れメロス他四篇/森見登美彦





森見登美彦さんの著書
「走れメロス 他四篇」を拝読📖しました。
(2022,2,5 読了)





本書は、「夜は短し歩けよ乙女」等の作品で人気の森見登美彦さんが、表題作「走れメロス」をはじめとする近代日本文学の名作5作品を現代風にリメイクした短編集です。
収録されている作品は、「山月記/中島敦」「藪の中/芥川龍之介」「走れメロス/太宰治」「桜の森の満開の下/坂口安吾」「百物語/森鴎外」。



近代日本文学をほとんどスルーして読書人生を歩んでしまった私は、「走れメロス」以外は未読です。
唯一拝読しているはずの「走れメロス」も完全に頭から抜け落ちてしまっている状態で本書を拝読。



収録されている5作品は作家も物語もバラバラですが、森見登美彦さんのリメイクにより全て京都が舞台となっており、それぞれの登場人物もどこかしらで繋がっていたりと、新たな伏線が張られていました。
原作が未読なのでなんとも言えませんが、ネットでそれぞれのあらすじを見てみた感じでは、根底にあるテーマ等はしっかりと再現しつつ、森見登美彦さん流の新たな物語となっているのではないかと思います。



5作品ともしっかりとしたメッセージがあると思うので、原作もいずれ拝読したい。
そして、古風な格調高い文章でユニークな奇想が売りの森見登美彦さんの他の作品も拝読したい。
また読みたい本リストが膨らむなぁ〜🤣








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