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世界から集客 JR九州・唐池恒二のお客さまをわくわくさせる発想術/唐池恒二



2ヶ月ほど前に、JR九州の #唐池恒二 会長の講演会へ行く機会があり、その際にお話がとても面白かったので、著書『 #世界からの集客_JR九州唐池恒二のお客さまをわくわくさせる発想術 』を購入し、拝読📖させていただきました。







本書は、著者が社長として勤められていた時に執筆された1冊です。
ビジネスアドバイスというよりも、著者がJR九州に関わってから、特にインバウンドへとフォーカスし、どのような取り組みをされていたのかが詳しく書かれていました。



本書を拝読して感じたのは、著者の発想の転換の素晴らしさ、先見の明、それをカタチにしていくために社員一丸となって頑張ってこられて今があるということ。
そして、その多くが博多に住む私たちの生活を支えてくれているものとも関わりがあるということ。
著者自身は、『博多まちづくり推進協議会』の初代会長としても博多のまちづくりに直接関わっておられたそうです。



本書は、JR九州の魅力を紹介するような書き方にはなっていますが、そこには私たちにも活かせるようなヒント💡も書かれていました。

『自分の会社や駅だけに閉じこもって、ウチだけが儲かればいいという発想だとまちは廃れてしまいます。』

この著者の言葉は、仕事にはもちろんのこと人生でも頭に置いておきたいものです。



口だけではなんぼでも綺麗なことは言えます。
『みんなが幸せになるため』と心から想い行動できているのか。
幸せは与えた分だけ自分の元に返ってくると理解しながらも、それを自分の中にしっかり落とし込めているのかと考えさせられました。



講演会でも本書でも著者が強く訴えられていたのは”気”のある所には人が寄ってくるということ。
本書では、『スピード』『明るく大きな声』『スキを見せない緊張感』『貪欲』が必要と書かれていました。
そして、それに加え講演会では『夢見る力』が”気”をつくるとお話されていました。
改めて仕事に対して、働く場に対してどう向き合うかを考えようと思います。



本書の段階ではまた計画中だった、JR九州が『夢』として長年取り組まれてきたものの一つに豪華寝台列車『 #ななつ星 』というものがあります。
講演会では、このななつ星のお話がとても印象的でした。
関わった方々の熱い想いを乗せたななつ星にいつか乗車するのが、私の『夢』になりました。










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