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お探し物は図書室まで/青山美智子






積読本📚の中から、青山美智子さんの連作短編集
『お探し物は図書室まで』を拝読しました📖´-
(2022,5,1 読了)








2021年本屋大賞にノミネートされていた作品です。
去年LINEオープンチャットで本屋大賞が話題に上がっており、それまで意識したことはなかったのですが、ノミネート作品の一覧を見て1番気になったのが本作でした。
その時初めて青山美智子さんという作家の存在も知りました。




直ぐに図書館で本書を予約したのですが、時すでに遅し。予約人数は163人。
いつになったら拝読出来るものかと思っていたところ、古書店で青山美智子さんのデビュー作『木曜日にはココアを』を安価で購入できたので、まずはそちらから拝読してみることに。


良い意味で期待を裏切られた作品でした。
そして、2ヶ月後に新刊の『月曜日の抹茶カフェ』も拝読してみました。



この2冊を拝読して、私は青山美智子さんの描く世界観が好きだと確信。
私の中で置本にしたい作家さんとなったのです。



そして、念願の『お探し物は図書室まで』をやっと拝読。
本作も青山美智子さんお得意の連作短編集です。
とあるコミュニティハウスの一角にある図書室のレファレンスが人々へ本を繋いで、人から人を繋げていく心温まるお話。


「どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ」
(レファレンス小町さんの言葉)





人にはそれぞれ事情があり、悩みがあり。
私は昔からそういう時は本に頼ってきました。
自分でいうのもなんだけど、その時々の自分に必要な本を見極める直感力はある方だと思います。
だから、心に何か問題が起こっても大抵読書をしているとヒントを得ることができます。





これを人のために役立てたいと心の片隅では思っているので、こうやって読書感想文を書いたりしているのですが。
レファレンス小町さんのように直接その人の心に寄り添ったお仕事というものにとても憧れます。




そして、今ちょうど私もまた心がモヤモヤしているところでしたが、本作を拝読したことで胸のつっかえが少し減ったようにも思います。
なにより、一話一話泣いてしまったので良い涙活にもなりました。



本作で紹介された本たちもいずれ拝読したいなぁ〜。
読みたい本リストがまた増えてしまう。
こういう危険を感じていたので、購入してすぐ拝読せず積読していたのだけれど。
今拝読するタイミングだったようなのでいたしかたないですね🤣









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