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バレエの恩人

今回は私のバレエについて書いていきます。

私がクラシックバレエを始めたのは3歳の頃でした。といっても、3歳年上の姉も3歳の頃からバレエを始めたので、実質的には生まれたときからバレエは生活の一部でした。気付いたときにはキエフバレエ団の白鳥の湖のビデオを何度もヘビーローテションして、家でもデパートでもどこでも姉と一緒に踊りまわり、二人で一緒に下手な振り付けをして両親に見せることもありました。

ようやく3歳になり、さも当然と言わんばかりの自信をもってバレエを正式に習い始めましたが、バレエスタジオはすでに私の遊び場のような場所でバレエの先生方は両親の次に親しい大人達でした。

右と左を覚えるのがみんなより早かった私は早くから舞台でもレッスンでも先頭や真ん中を任されることが多い子供でした。まるで遊びに行くような感覚でバレエを習っていた私でしたが、小学校高学年になり始めたとき、私の人生の恩人とも言えるような方に出会いました。

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