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ひとりの食卓から

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料理は誰かと食べたいからつくる。ひとりだったらわざわざつくりたくなんかない。そうは思っても、だんだんとひとりで食べるために台所に立つことが増えてきた。ひとり食卓に向かって思うこと…
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2021年5月の記事一覧

うえなくても馬鈴薯

庭のプランタにうえていた馬鈴薯の葉が黄色くなってきていたので、いもをほりあげた。この文は…

まつもと
3年前
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みかけだおしの蚕豆だけど

蚕豆を実家からもらってきた。死んだ父がすきだったこともあって、母は毎年、蚕豆をつくる。父…

まつもと
3年前
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人参は、もっとつくりたいけれど

まだわかいころ、かりた畑で人参がよくできた。おもしろいようにあまい人参がふとった。大根か…

まつもと
3年前

あなたのために、オニオンスープ

新玉葱がやすくなっているので、オニオンスープをつくった。写真をとっておけばよかったのだけ…

まつもと
3年前

雑草となった山芋

長芋とか捏ね芋とかいってうられているのは山芋のなかまで、遺伝子的にはそれほどちがいがない…

まつもと
3年前

豌豆の季節には、はやいのだけれど

実家にいった折に、豌豆をもらってきた。品種としては絹莢豌豆なのだけれど、おいておけば豆が…

まつもと
3年前
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味噌にこだわりはない

高齢の母の買いものは、リストをつくってもらって私がいく。こまかな指定は基本的にはないのだけれど、たとえばチョコレートやクラッカーなど嗜好品の銘柄はきまっている。豆腐や納豆は銘柄の指定はないのだけれど、パッケージひとつがおおきくないほうがいいので、だいたいおなじ銘柄をかうことになる。牛乳や蒲鉾は、「あれがおいしかったから」といつもいうので、それをえらんでかうようにしている。 意外なのが味噌だ。数年前にたまたまかったのが気にいって、ある特定の銘柄の味噌をそれからずっと指定してくる