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【#10】フリーランスへの道。いきなりスラッシュキャリアになる。

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スラッシュキャリアという言葉って、なんかかっこいい!!

 犬も歩けば棒に当たる。の言葉の通り、無職の私もとにかく人に会いまくっていたら何とか仕事が見つかった。履歴書を書いて、転職活動で面接しなければ・・・というのはある意味で狭い世界でのお作法だったんだと実感した。世の中って自分が知らないことだらけだな。と思った。
 そして私は女性向けメディアのWEBライター・脳科学の会社の企画・営業支援、パーソナルコーチ(かけだし)として仕事を始めた。報酬はほとんどなかったけれど「仕事という社会での居場所」が自分にできたことがすごくうれしかった。「スラッシュキャリア(記号の/で区切りれる肩書のこと。違う業種や分野でいくつものキャリアを持ち/で仕事を並べて表記する)」という言葉を知り

何この言葉、何かかっこいいじゃな~~~い(完全にミーハー)

と、自分の自己紹介やブログでは「スラッシュキャリアといって、複数の分野の仕事をしています!」と鼻を膨らませて言うようになっていた。最初はまだ駆け出しなのにそんなこと言っていいのかな・・・とそわそわしていたが、だんだんと慣れてきて幾つも仕事をしているのが当たり前な気持ちになった。口に出すと叶うとかいうけど、そういうことか!と思った。

コーチングは無資格だけれど仕事にすると決めた

 本当はコーチングスクール老舗であり大手のCTIに通って、資格を取得してから仕事にしたいと思っていた。いろいろなスクールの体験会も参加して、CTIが一番自分に合っている!きっとここだ!と思った。けれど、金額をみてがっかりした。会社員を辞めて起業セミナーに行った時よりもはるかに高かった。さすがに無職に自分では今は払えない。代わりに中古本を買ってぼろになるまで読むことにした。

ボロボロになるまで読んだ第3版と、新しく出た第4版。どっちも好き。


 コーチングは本での勉強と、メンターTさんやK社長にも聞いた。K 社長はCTIのプロコーチ資格を持っていたので、なんてラッキーなんだと思った。営業と人事の仕事をする中で「傾聴」「質問」についての経験はある程度の貯金があったので、本を見よう見まねでやることにした。こうして独学でコーチング学びつつ、Tさんからはコーチングを仕事にするための商品設計などを教えてもらった。今はとにかく「自分の名前で仕事をする!」ということを成立させないと・・・!と、不安で行動を止める方が怖くて、とにかく無我夢中で走っているみたいだった。

 ちなみに2016年当時「コーチング」という言葉はほとんど認知度がなく、「コーチングしています。」と言っても興味を持ってもらえることはあまりなかった。でも、一度自分も受けさせてもらった中で「これは絶対いいものだ」という謎の確信があって、何とかして仕事にする方法を見つけたい…

脳科学コーチングの誕生と10名のモニター

 そんな時、K社長の会社で扱っている「脳科学のパーソナリティ診断」の扱い方についてさらに深く学ぶ機会をいただいた。恐ろしいほどその診断結果は当たっていて、自分の特徴や才能になるポイントが数値化されているのにとても感動した。ちなみに私は「情熱家」というタイプで、人に関心が高いため、人目が気になるけれど裏を返せば人に献身的になる。行動的で新しいものが好き。ポジティブな性格だけれども細かいルーティン作業が苦手。という感じだった。これまでの仕事を振り返っても、まさにその通り!もっと早くわかっていれば、仕事で悩むのが少なかったのに!と感動した。

 この診断とコーチングを組み合わせれば、自分を深く理解することにつながる。自分のことをちゃんと理解できれば、仕事でも人生でも「どんなことをしたいか」を迷わなくなるんじゃないか。自分のやりたいことでイキイキする人を増やしたい。この感動の結果をたくさんの人に見てほしい!そんな思いから「脳科学コーチング」という商品が出来上がった。
 そして試しに友人10名にモニターとして脳科学コーチングを受けてもらうことにした。このモニターの感想を使って、SNSを使って一般にも告知をしようと思っていたので、果たしてどんな結果になるか!?心臓が飛び出しそうなほどどきどきした。
 

#創作大賞2023 #オールカテゴリ部門 #エッセイ部門

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