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大根について語る

こんにちは

師走に入り、日増しに寒さも強まってきています

冬といえば、大根というイメージです
最近では年中当たり前のように
購入することができるため

本当の旬っていつなんだろう?
という疑問が浮かびます


大根の旬っていつなのだろうか

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普段スーパーなどで見かける大根は
青首大根という品種で
葉の部分から下の部分の数cm〜10cmほど
薄い緑色をしているため青首と呼ばれています

この青首大根の旬は
10月〜3月頃だそうです

国内で販売されている90%が青首大根ですので
スーパーなどで一年中購入することができます


青首大根が年中入手を可能にしている理由は、
全国各地で栽培されているためで

北海道では7〜9月
千葉県では10月〜6月にかけて
全国で流通するそうです


やはり旬のものが間違いなく美味しい

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旬の大根はとても甘みが増します

これは、植物の生き残り戦略によるもので
冬場、畑の土は凍りますが
水分を含んでいるはずの野菜は凍りません

それは、大根が凍るのを防ぐため
糖分を根に蓄えるからです

水は0度で凍りますが
糖分を混ぜると0度でも凍らなくなるのです


そしてこの大根が
実は医師が認めるほどの
優秀な野菜だと言うことを知りました


医師が太鼓判を押す大根の優れた効能とは

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大根は医師たちがNo.1と認める
栄養満点野菜らしいです


大根おろしや、おでんや煮物、漬物と、
主役にも脇役にもなり親しまれている大根ですが

大根独特の辛みに、
優れた健康効果があるというのです


大根は、葉や皮、根の端まで
丸ごと味わえる野菜です

実の部分には、
ジアスターゼという消化酵素が
非常に多く含まれています

この成分は、
ご飯やパンなどのでんぶんを分解・消化し、
胃腸の働きを促進します

胃もたれや胸焼けを防いで、
食欲を増進させます

お餅に大根おろしを混ぜて作る大根餅は、
このジアスターゼがでんぷんを分解して
出す甘みを利用しています

ただ、ジアスターゼは熱や空気に弱いので
おろしにしたらすぐに食べるようにしましょう


辛み成分のイソチオシアネートの健康効果

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大根にはもう1つ、大事な栄養素があります

ダイコンをおろす時に出る
ピリッとした辛み成分で、
イソチオシアネートというものです

この成分は、
おろしたり、細かく切ったりすることで
細胞を壊さないと出てこないのです

特に、皮や根の先端部分に多くあるので
おろす時は、皮をむかずに擦ると良いそうです


消化液の分泌を促して
血中の脂肪の代謝を高め
血液がサラサラになり
動脈硬化を予防するそうです


また、抗酸化力が強く
免疫能力を高めて
がんを予防する効果が期待できることや

ウイルスや細菌と戦う白血球を活性化させ
殺菌作用が強く、風邪やインフルエンザなどの
感染症予防にも効果が期待できるそうです


昔から大根は薬のように使われていた

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昔から、

『発熱や頭痛、歯茎の腫れ、のぼせの時は
大根のおろし汁を飲むと良い』

といわれたのはこのためだそうです


また、胃の中のピロリ菌を
退治する効果もき期待できるそうなので
胃がんの予防にも役立てたいですね


大根の皮と葉は、捨てたらもったいない

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ダイコンの皮には、
ビタミンCとビタミンPが豊富にあります

その量は実の中の2倍以上なので、
皮は捨てずに使いたいです

私は千切りにして、きんぴらを作り
無駄なくいただいています

若い頃はお弁当の一品にしていて
かなり重宝していました
 
 
ビタミンCは、皮膚の老化を防ぎ
シミ・ソバカスを防止して
美肌効果があるばかりではなく
体の抵抗力をつけるのに欠かせない栄養素です


ビタミンPは、ミカンなどの柑橘類の皮にも
多く含まれていますが

毛細血管を丈夫にする働きがあり、
脳卒中を防ぐ効果も期待できるそうです

ミカンと大根の皮を細切りにした
ミカンとダイコンの三杯酢は
理にかなった一品だと思います


大根とハチミツ

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また、ダイコンの皮を厚めにむいてカットし
ハチミツと一緒に瓶詰めにして漬ける大根ハチミツが

喉の痛みや風邪、
飲み過ぎの時に効果が期待できるそうなので
ぜひお試しいただけたらと思います


葉も捨てずに使っていただきたいです

葉の部分には、
ベータカロテン、カリウム、カルシウム、
ビタミンCが多く含まれています

お味噌汁の具にしたり、
甘辛く煮てふりかけにしたりできます


切り干し大根は優秀な食材

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切り干し大根は、実は
大根を数十倍パワーアップした食材だそうです

大根を細く切り、天日で干して乾燥させるので
栄養がギュッと凝縮されています


同じ量の大根に比べ、

カルシウムが15~20倍
鉄分が32~49倍
ビタミンB1・B2が約10倍
リンが12~15倍
食物繊維が10~16倍

なのだそうです

特に、カルシウムは野菜の中では一番多く
なんと牛乳の5倍!

食物繊維も海藻類に匹敵して、
ゴボウの3倍以上だそうです


カルシウムは骨や歯を丈夫にしますし
食物繊維はコレステロール値を下げ
動脈硬化を防ぐことが期待できます


また、便秘を改善し
大腸がんを予防する効果も期待できます

胃や腸の中で水分を吸収して膨らむので
満腹感を得られので、
ダイエット効果も高いです

太陽の光を浴びて糖化したため、
甘みが増していて
大根にはないリグニンという食物繊維が加わります

リグニンは、セルロースとともに
木材の構成成分の20~30を占め、
しっかりした細胞壁を作る働きがあります


切り干し大根の無限サラダ

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切り干し大根を戻し、
千切りにしたきゅうりとツナ缶、
マヨネーズに塩胡椒

お好みで鰹節をまぶしたり
カラシや七味、ワサビなど混ぜても美味しいです

簡単に一品ができます

結構昔からよく作る小料理の一つです



まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

今が旬の野菜、大根です
ぶり大根も美味しいですね♪

一本まるごと使えば
何品もの料理にすることもできて便利ですし
健康にいいならば積極的に摂りたい野菜の一つです


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