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とうもろこしのひげ茶の効能、レシピ

こんにちは

韓国料理店でよく出されるとうもろこしのひげ茶ですが

夏が旬のとうもろこしで手軽に作ることができます

茹でる際に皮をむき、ひげをもぎ取り実を茹でて食べ、
むいた皮やひげ、食べ終えた芯は
そのまま捨ててしまうことがほとんどだと思いますが

ちょっと待った!!

実はとうもろこしは、
捨てるところがないくらいエコな野菜なんです

今回はとうもろこしのひげや薄皮で作るお茶を
ご紹介いたします

とうもろこしのひげの正体

とうもろこしのひげは、めしべにあたる部分で
絹糸(けんし)と呼ばれます

とうもろこしの粒ひとつひとつから伸びていて
粒の数と同じ本数あるそうです

生薬として、南蛮毛(なんばんもう)という
立派な生薬で利尿作用があるといわれています

とうもろこしのひげ茶から得られる効果

とうもろこしのひげ茶は、健康面でかなり優れています

また、カフェインを含まれないので
寝る前にホッとひと息つきたいときに飲むと
眠れなくなる心配もありませんし
リラックスしながら身体を温めることができるので
美容を気にしている女性だけでなく、
カフェイン過敏の方や妊婦さん、お子様にも
安心して飲むことができるということも利点です

そして、その他にも健康面でのメリットがたくさんある
とても手軽でエコで魅力的な飲み物です

・美肌効果

抗酸化作用のあるビタミンEや
βカロテン(ビタミンA)が含まれています

このビタミンEとβカロテンの抗酸化作用により
老化の原因となってしまう体内の活性酸素の生成を
抑制し、シミやシワ、くすみなどといった
老化から起こってしまう肌トラブルを防ぎ、
美肌をキープしてくれる効果があります


・便秘解消

豊富に食物繊維が含まれ
毎日飲み続けることで整腸効果があらわれ、
腸に溜まっている老廃物を排出させ、
便秘を解消してくれる効果があります


・冷え性改善

新陳代謝を良くする働きがあり
毎日飲み続けることによって、
女性の敵であるツライ冷え性を
改善していく効果が期待できます

冷たくして飲むのもさっぱりして美味しいですが、
冷え性が気になるときは温かくして飲むことで
さらに効果が高まりそうですね


・ダイエット

整腸作用により便秘が解消されることにより
体内に溜まった老廃物が排出され
ダイエットにも繋げることができます

また、
血糖値が急に上昇するのを防ぐ効果があるので、
食事をするときにとうもろこしのひげ茶を飲むことで、
血糖値の急な上昇を防ぎながら太りにくい体になります


とうもろこしのひげ茶に含まれる主な成分

・カリウム

カリウムには、細胞の浸透圧を維持したり、
余分な体内のナトリウム(塩分)排出を促したり
する働きがあります

そのため、血圧を下げる作用やむくみ対策に役立ちます

カリウムは水に溶けやすい栄養素なので
とうもろこしのひげをお茶にして飲むことで
効率的に栄養を摂り入れられます


・ビタミンB1

ビタミンB1は、糖質からエネルギーを産生する際に
必要な栄養素です
糖質を多く摂る人や、体をよく動かす人は
意識して摂りたい成分です

ビタミンB1は、不足すると食欲不振や疲労、
だるさなどの症状が出ます

この栄養素も水に溶けだす性質のビタミンなので、
お茶にして利用することで、栄養を効率よく摂取できます


・ビタミンE

ビタミンEには強い抗酸化作用があり、
シミやしわを抑える作用が期待できます

ひげ茶のほか、ナッツ類や穀類、魚介類、大豆、
緑黄色野菜などに多く含まれています

ビタミンEは、不足すると
神経や筋肉の働きに支障が出て、
血行不良による冷えや頭痛、肩こりなどの症状が
出ることがあります

抗酸化力も低下してしまうので、
継続的に摂取したい栄養素です


・鉄分

日本人が不足しやすい栄養素の鉄分は、
体内で酸素を運ぶ働きをしています

不足すると鉄欠乏性貧血になり、
体が重い、息が切れる、顔色が悪い、
疲れやすいなどの症状が出ます

特に女性は月経によって不足しやすいので、
意識的に摂りたい栄養素です


とうもろこしのひげ茶のレシピ

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・材料

とうもろこしのひげ 10本分
※粒の付近についている薄いきれいな皮も一緒にどうぞ!

1.2〜3日天日干しする

とうもろこしのひげや皮をはぎとり、
ザルに入れたり新聞紙の上に載せ
茶色っぽくなるまで3~4日天日干しします

干す期間は、
ひげの乾燥の状態で調整します


2.乾いたらざく切りにする

キッチンばさみでザクザクと切り、
フライパンや鍋で焦げないようにから煎りします

さわって、ポロポロとなるくらいが目安です

すぐに使わない場合は、
瓶などに入れて保存できます


3.煮出すorお湯を注いで蒸らす

やかんにひげ5gと水500~600ml入れ、
火にかけ沸騰したら、火を弱め、5分煮出します

もっと手軽な方法は、
から煎りしたひげや皮をお茶パックに包み
熱湯を注ぎ、15分ほど蒸したら完成です

お茶パックに包むのが面倒…と言う場合は
網付きのポットが便利ですよ◎


夏は冷やして飲んでもおいしいですよ◎


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

今回、実家からたくさんとうもろこしが届いたので
しばらくはとうもろこし祭りです🤣

つい捨ててしまいがちなとうもろこしのひげは、
乾燥させて簡単にお茶にすることができます

カリウムやビタミンB1、ビタミンE、鉄分などの
栄養素が含まれていて
捨ててしまうのはとてももったいない!

乾燥させて密閉容器で保存できますので
一気にたくさんは食べないけど、
とうもろこしを食べるときに都度作り
保存しておけば長く楽しめます

冒頭で捨てるところがないくらいのエコな野菜と
申し上げましたが、
芯もほかの料理に使えます!

それはまたの機会にご紹介します♪

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